「各駅停車の旅」オフ会旅行 旅行日 2001/8/16〜21
６：２日目（８月１７日） スルッとKANSAI3Daysでの私鉄巡り その２
乗車した車両の一覧表の見方 上段：列車番号・行先・乗車区間 中段：進行方向・編成番号・所属区 下段：乗車列車全車両番号（太字色つきが乗車車両） ※列車によっては２段になります |
布引トンネル突き抜けて
温泉はちょい熱めだった。入ってすぐにのぼせるぐらいの温度で（個人的に）、何度も休憩しながら入った。
そんな温泉を上がりまた有馬温泉駅へ。今度は旧型車両が駅のホームに入っていた。
ワンマン普通 有馬口行き 乗車区間：有馬温泉→有馬口 （←有馬口） 神戸電鉄 1502+1601+1501 |
３両編成の電車の乗客はわずかだが、温泉でひとっ風呂浴びたと思われるのも数人確認できた。そんな乗客を乗せ列車は有馬口へ。
ワンマン運転で車掌は乗車していない（根本的にこの区間はワンマン。先ほどの列車は新開地直通なので車掌乗務）。数分で有馬口へ。
今度もまた乗り換えなのだが１〜２分ぐらいして列車が到着。先ほどの5000系と似た感じの車体だが形式が違うようだ。
準 急 新開地行き 乗車区間：有馬口→谷上 （←新開地） 神戸電鉄 2010+2205+2105+2009 |
旧型車両の更新車と思われるが2000系という。
しかし先ほどの5000系とは違ってロールカーテンが装備されているが外はすでに闇が覆っているので役に立たない。
この列車もあまり乗客がいないうちに谷上到着。今度は北神急行のホームへと移る。
すぐ横のホームに神戸市交通局の車両が停車していた。
西神中央行き 乗車区間：谷上→新長田 （←新神戸・西神中央） 神戸市交通局 3125+3225+3325+3425+3525+3625 |
谷上発車時点では乗客は少ない。発車してすぐ布引トンネルに突入。民鉄の中で最長距離のトンネルだそうで抜けるのに７分ほどかかる。
そんなトンネルの中、退屈しないようにとある場所ではアニメーションが光る。そしてそのトンネルと続きで新神戸駅に進入。
新神戸からは神戸市交通局の管轄となる。新神戸駅は新幹線の新神戸駅の下になるのだが、ここから乗客が増えた。
新幹線と在来線が連絡していないので地下鉄の役割は大きい。で、次は三宮。ここからは大量に退勤客が乗り込みラッシュに。
そして新長田で７月に新しくできた地下鉄湾岸線に乗り換え。
さすがに設備も新しく、まだ出来立てみたいな空気が漂っていた新長田駅湾岸線コンコース。
ホームに入ってみると確かにまだ新しい5000系車両が入っていた。
三宮・花時計前行き 乗車区間：新長田→三宮・花時計前 （←三宮・花時計前） 神戸市交通局 5408+5308+5208+5108 |
先ほどまで乗っていた車両に比べて車両は一回り小さめだが、ラッシュとは逆方向ということで乗客は少ない。
リニアモーター採用とかで加速・減速性能が抜群とのことだ。確かに駅間距離が短い。
そんな車内も和田岬から工場からの退勤客で多少にぎわいを見せたもののラッシュにはほど遠い。
三宮・花時計前でも乗ってくる乗客はあまり多くない。列車を降り、今度は三宮駅へ。
地下街でつながっているので昼間ならかなりにぎわいを見せていただろうが店も閉まっているのでどこか落ち着きがある。
地上に上がり、食事してから次を考えよう。
食事は元町・花隈寄りの阪急の高架下みたいな場所の１０人も入れば満席という小さい食堂で食べたが、かなりおいしかった。
小さい食堂なので場所は探して下さいね。食券の自動販売機がヒント？
阪急ぐるっと大回り
さて、食事も済ませたところで今度は阪急へ。クロスシート特急を待つがなかなか来ない。
7000・8000系が神戸線特急にほぼ限定運用されているようだが来る列車来る列車全てがロングシート車なのでとりあえずこの列車に乗車。
特 急 梅田行き 乗車区間：三宮→西宮北口 （←梅田） 阪急電鉄 7003+7503+7553+7563+7573+7583+7603+7103 |
新開地か高速神戸始発のこの特急、三宮から乗客が増えた。乗車した最後尾の車両もそれなりの乗車率に。
途中岡本に停車するだけで西宮北口に。降りる客は少ないと思いきやかなり多くの乗客が下車。
そして今津線・宝塚方面の列車に乗り換える。神戸から宝塚ならこのルートが最速なので当たり前といえば当たり前かもしれぬが・・・。
私も今津線仁川・宝塚方面行きの列車に乗り換える。
普 通 宝塚行き 乗車区間：西宮北口→宝塚 （←宝塚） 阪急電鉄 3023+3516+3073+3022+3515+3072 |
６両編成の電車も座席が埋まる程度。西宮北口の駅の構造上後ろの方の車両の方が乗客が多い。各駅ともそれなりに乗降客があった。
ところでこの列車、神戸線系ではほぼ最古参ともいえる3000系電車なのだが、先ほど乗った7000系と車内に関してはあまり差がない。
阪急のイメージが保守的なのか・・・。
さて宝塚に到着。ここからは宝塚線で梅田へ。阪急の中でも「阪急信者」が多いといわれている宝塚線、実はこれが初めての乗車となる・・・。
急 行 梅田行き 乗車区間：宝塚→梅田 （←梅田） 阪急電鉄 平井車庫 6008+6508+6558+6568+6578+6588+6608+6108 |
８両編成の急行だがさすがにこの時間にもなると乗客はまばら。途中の石橋までは各駅に止まっていく。
途中の川西能勢口では能勢鉄道との連絡があるが電車はいない。
石橋でも箕面線と連絡するが乗り換える乗客も箕面からの乗客も少ない。
石橋からは急行運転となるがやはり空席が目立ち十三・梅田へ。
梅田到着。横のホームには宝塚ファミリーランドの特別塗装の6000系（写真）が停車していた（普通・雲雀丘花屋敷行き）。
改札を抜け、今度は阪神で神戸へ戻る。高松行きフェリーの連絡バスの発車時間も近い。列車は最終の直通特急だ。
直通特急 東二見行き 乗車区間：梅田→三宮 （←東二見） 山陽電鉄 東二見車庫 5605+5255+5241+5505+5011+5010 |
最終の直通特急だというのに乗客は座席が埋まる程度。まぁ明石あたりまでならJRだと０時過ぎまで列車があるのであせらないのだろう。
発車直前で少し立ち客が出たものの尼崎でみんな座れる程度まで落ち着く。
このあとの停車駅でも乗ってくる人より降りる人の方が多く、時間的にも眠気を誘う。そんな中三宮に到着。ここからバスで港へ。
しかし23:30発のバスは行った直後。次は0:00発まで待つしかない。
日付が変わる直前、バスが到着。大きな荷物を持った若い乗客が多数バスに乗車。
帰省ラッシュとは逆の方向だがまだまだ夏休みなのでフェリーの利用客は多い。
５分程度で港に到着。乗船名簿を書き、窓口に事前購入したフェリーチケットを提出。乗船券と引き換え、フェリー「こんぴら２」に乗り込む。
すでに乗船は始まっており、２等船室もそれなりに込み合っているが場所は確保できた。
高松到着は４時１０分、桟敷席で仮眠をとって次の行程に備える・・・。
