北四国 うどんと祭りの旅

 10月5日 出発

 今回の旅行記から「スタンダード旅行記」と「カジュアル旅行記」の2つに種類分け。第1段はカジュアルに。
 「オーシャン東九フェリーの船のスタイルのパクリやんか!!」―――カジュアルフェリー、一部では評判悪いそうで・・・。
 あ、そうだ追加。今回は事情により編成表はありません。旅行記の最後にその理由が―――。

原田18:26→二日市18:32(頃) 普通2348M 門司港行き
二日市18:34→博多18:43 特急1046M 有明46号 門司港行き
博多19:25→小倉20:14 特急3051M ソニック51号 佐伯行き

 ま、そんなものはどうでもいいとして、とにかく出発。家を出て最寄り駅の原田に到着。博多までの乗車券を購入。
 博多から小倉まではすでに事前に2枚きっぷを用意。特急使うならこの方が安上がりという理由。
 とにかく普通列車で二日市へ。二日市で特急に乗り換え。混んでいるので座れなかったが。
 「門司港行きなら何で乗り通さない?」と思われそうだが、ま、単に変化を付けたい、ということで・・・。

有明46号 ソニック51号
写真左:有明46号(787系) 写真右:ソニック51号(885系)

 博多で乗り換え。本当に面倒くさい事する奴やな・・・そのまま乗り通せば小倉まで行けるし、寝過ごしても門司港だし。何でだろうな(笑)。
 そんなことはどうでもいい。40分ほど待ってソニック51号に乗車。ん、その前に49号(大分行き・883系7両)あるやないか!!
 単に885系だから、という理由じゃないだろうな(ギクッ)。ま、確かに883系より新しく、快適な車両なのだが。

かぼすジュース
写真:車内販売から購入したかぼすジュース

 んで、博多発車。自由席は8割方埋まっているか。途中の赤間でも降りていく乗客が目立つ。
 車内販売でかぼすジュースを飲む。案外すっきりしているものだな―――「量は少ないやん!!」。それだけである。
 ま、わずか40分強で小倉到着。「飯食べて行こ」ということで小倉駅新幹線口(北口)側にある「小倉食堂」へ。

小倉食堂 内部 グランドひかり紹介
写真左:小倉食堂、グランドひかりの椅子 写真右:その紹介

 「『グランドひかり』の食堂車の椅子だぁ・・・」ここの食堂の椅子の一部はその再利用品。すでに食堂車は消えているので感動。
 をっと、何にしようか・・・ということでタイ風汁ビーフンセットを注文。おいしいし、ボリュームもあったけど・・・辛かった。
 食後は動く歩道を通って、西日本総合展示場の近代的ビルの横を通り抜け、昔と変わらないプレハブ建てののりばへ。
 「えーかげん建て替えぇ」――松山観光港が近代的な建物になっただけに小倉港もどうにかしてほしいもの「本数少ないやん」。

 さて、乗船名簿を書いて窓口にきっぷを提出。往復買っていたが片道分だけの手続き。往復してくれてもバチ当たらないと思うが・・・。
 んで、9時になったら乗船開始。この日は「フェリーくるしま」。4,000tクラスの中型フェリー。1987年デビューなので結構古いのだが。

小倉(砂津)21:55→松山観光港5:00 関西汽船 小倉松山フェリー フェリーくるしま

 さて乗り込み、案内所で指定された寝台のチェック。あ、言い忘れてた。今回は2等寝台利用。
 2等は詰め込みで有名だし、1等でもいいけど、6人部屋でどうせ相部屋なら・・・ということで寝台に。昔はよく使っていたけどね・・・。
 さて指定された寝台は8人部屋。ま、1等との差も少ないようだし、こっちの方がいいな、っと。

 シーツをセット、そして荷物を片付けて、船内探索。といっても昔とあまり変わってないようだが・・・とはいえ、リクライニングは消え去ったが。
 「さすがに夜行区間で座席はなぁ・・・」もっともである。実際私も使ったことあるが、2等の方がいい、と思ったものだ。
 さて風呂に入ろう。風呂はさほど広くなく、しかも今はやりの展望ではない。「阪神別府の『さんふらわあ』シリーズは展望だけどね」。
 が、デビューから15年以上経つベテラン船にもかかわらず手入れはいい。関西汽船の船はこういったのはいいようだ。
 青函航路で一番古い船なんて、風呂があまりにも汚く、入る気しないような感じ、と酷評されているのとは対照的だ。

 風呂に入っている間に出港。風呂から上がって売店の屋台コーナーへ。そこでおでんを注文。自動販売機から発泡酒も購入。
 早速ミニ宴会開始だ。「一人で宴会とは寂しいのね」―――ほっとけ!!しかしテーブルはすでに先客でいっぱい。
 閉鎖されたスナック(いつ閉鎖したんじゃ)の椅子に空きがあったのでそこに陣取る。うーん、船で飲むビール(発泡酒)が美味い。

関門海峡
写真:関門橋通過(分かりづらいか・・・)

 宴会終わって(わずか10分程度で終了かいっ!!)、外のデッキにでると船は関門海峡にさしかかっていた。
 そして関門橋の下を通過。国内の定期フェリーで関門橋を通過するのはこの航路だけだ(海外航路含めるともう少しあるけどね)。
 関門橋通過すると・・・する事がない。貴重品を案内所で預かってもらい、寝るだけ。とにかく次の日は4時に起こされる。
 11時過ぎに消灯。おやすみなさい。「いつもより寝るのが早いやないか」

 んで、朝4時過ぎに総員起こしの放送。寝不足気味の乗客が多いこと・・・しかし松山では船内休憩不可。繰り返し何度もくどいほど放送。
 案内所に行き、貴重品(大した額入ってないけどね)を受け取る。横でサンドウィッチとコーヒーを販売している。

 松山観光港が近づく。荷物を片付け下船に備える。徒歩の出口はすでに行列。お遍路さんの団体が多数。しかも寝不足を感じさせない・・・。
 私なんて若干の寝不足気味なのに・・・元気なのね。「あんたが不健全な生活送っているだけと違うか?」ほっといてくれ。
 そうこうしているうちに松山観光港到着。ボーディングブリッジが付けられ、下船。すぐにバスに乗り換えとなるので急ごう。

 

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