北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行
初日:8月29日(木) その1
1:旅立ち
 8月29日、午前0時10分。自宅を出発して最寄りの原田駅へ。今回の旅行が始まった。
 駅に到着、最終列車間近だが18きっぷに日付を入れてもらう。こういった時間帯に新しい日付入れてもらうのも何か妙な感じだが。
 ホームでしばし待った後、博多行きの最終普通列車が到着。だが私にとってはこれが出発点の列車だ(編成表はこちらから)。
 さて、がら空きと思われた上り最終、西鉄の最終より遅い時間帯ということもあってか6両でもそこそこ乗っていた。
 それでも後ろの方に行くにつれ空席が多くなってくる。4両目に座ることに。
 博多到着。接続列車もないためすべての乗客が改札へと向かう。私も改札を出て、交通センタービルの中にあるネットカフェへ。
 ネットカフェでは始発まで時間つぶしとなるが、さすがに始発まで3時間30分ほど、眠らずに過ごすのはつらかった・・・。
 
  
 
写真左:早朝の博多駅 写真中央:まだ眠っているホーム 写真右:始発待ちの乗客
 そんなこんなで4時20分過ぎに店を出て朝食を仕入れ、再び博多駅に。
 上りの門司港行きと下りの大牟田行きのホーム以外はまだ眠っている感じだが・・・。
 しかし、私が乗る門司港行き、乗客が三々五々集まってきだして乗車位置の所にはどこも数人ぐらいの列が。
 4時55分、南福岡から3両編成の電車が入ってきた(編成表はこちらから)。さすがに時間が時間なのでまだ空いているが・・・。
 車内に入ると半数の座席が埋まる程度の乗車率。3両編成と比較的短めなせいもあるが、早朝の列車にしては結構乗っている。
 そんな列車も海老津を過ぎてからは北九州方面へと向かう通勤客で混みだしてきた。
 北九州市内の主要駅で乗客を入れ替えつつ小倉到着。ここでは降りる人や乗り換える人で賑わった。
 さて、小倉で乗り換えるのは電車ではなくディーゼル。非電化の山陰本線の長門市に直通するためだ。編成は2両(編成表はこちらから)。
 2両編成ながら座席が埋まる程度の乗車率で、まだ通勤時間帯には早いのか。
 門司を発車して関門トンネルに入るが、ディーゼルなので車内の電灯は切れない(電車の場合は交直切り替えのため車内灯が切れる)。
 トンネルを抜け、下関の車両基地が左手に見えてくると下関の駅は近い。下関では1分接続。果たして間に合うか―――。