北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行

 

初日:8月29日(木) その2

2:384.7kmを駆け抜けるロングラン列車 山陽シティライナー5342Mレポ(サブ企画)

 下関はすぐ横のホームでの乗り換え。1分しか余裕はなかったのだが無事乗り換えに成功。車内も空いていたようで座ることもできた。
 これから岡山まで6時間30分もの長丁場となる・・・。

 列車は4両編成、新車並みに改造された115系電車でそこそこ快適だ(編成表はこちらから)。

 下関発車時点では車内に余裕もあったが、幡生・新下関と進むにつれて車内も混み合ってきた。時間柄通勤客だろう。
 山口県は中規模都市が山陽本線沿線に多いため、小野田・宇部・小郡・防府・徳山などで乗客の入れ替わりがあった。
 特に小郡では県都・山口へ向かう通勤・通学客が多数山口線の列車に乗り換えていった。

山陽シティライナー外観 山陽シティライナー方向幕(1) 山陽シティライナー方向幕(2)
写真左:山陽シティライナー(L編成)外観 写真中央・右:山陽シティライナー方向幕表記(この2つのスクロール表示)

 徳山で少し車内が落ち着いた。が、まだ満席状態が続く。
 柳井を過ぎ、由宇あたりからは広島方面へと向かう乗客も出始め、立ち客もかなりの数になっている。
 岩国で少し落ち着いたものの、ここからは快速区間。明らかに広島方面へ向かう用務客などで車内は混み合ったままだ。
 宮島口では宮島航路と接続、しかし降りたのはわずか。五日市から広島までは各駅停車。さすがに広島近郊は乗降が活発だ。

 山陽シティライナー 徳山停車中車内 山陽シティライナー 広島発車直後
写真左:山陽シティライナー徳山時点での車内 写真右:広島発車前

 広島に到着。ここで本格的に車内は落ち着いた。5分停車、少し休憩。座りっぱなしで少し疲れたようだ・・・。
 写真など撮っているうちに発車時刻。座席が埋まる程度の乗車率で広島を発車。次の停車駅は西条。30分近く走り続ける。
 山陽本線の難所・セノハチ越えも難なく過ぎて快速区間最後の停車駅・西条。ここから終点の岡山までは各駅に停車となる。
 普通列車になったからといって乗客は増えるでもなく減るでもなくといった状況で三原へ。

 JR西日本の支社境界駅の糸崎では乗務員の交替、どうやら下関から乗り通すのは一部の乗客だけのようだ。
 尾道から乗ってくる乗客はさほど多くない、観光から引き上げるにはまだ時間が早いようだ。それでも車内は賑やかになってきたが。
 松永では部活か補習でもあったのか、学生が大挙乗り込んできた。この学生も次の備後赤坂、さらにその次の福山で降りてしまったが・・・。

 福山ではかなり降りる客があったものの乗り込んでくる客は少なく、この行程で一番閑散とした状況となった。
 大門の次の笠岡は岡山県、5時間以上かけてここまで来たものかと実感する。が、車内はまだ閑散としている。このあとに快速があるためか。

新倉敷 緩急結合
写真:新倉敷での後続の快速との緩急結合

 さて、あと走りの快速とは新倉敷で連絡となる。少ない乗客(とはいえ福山時点よりは増えた)の半数以上が快速に乗り換える。
 もちろん、快速からの乗客も受けるのだが、その数はわずか・・・。

 倉敷到着直前に出雲市からの「やくも」と一瞬併走する格好に。その関係上倉敷では信号待ちとなり3分ほど停車。
 さすがに倉敷から乗り込んでくる乗客は多く、立ち客も出るほどの状況になった。このあと2駅を過ぎると終点の岡山は間近―――。

 岡山到着。かなりの数の乗客がホームに吐き出されたためホームはかなりの混雑。
 私はこれから新幹線ワープで姫路へ。昼飯の弁当は新幹線ホームで買うとするか―――。

 

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