旅行記 第9段

北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行

 

初日:8月29日(木) その3

3:名古屋港へ

 すでに乗車予定の「こだま」626号はホームに入っていた。「のぞみ」が発車した後でホームは閑散としていた。
 5列シートの0系6両編成だが、座席はリクライニングシートになっていた(編成表はこちらから)。

0系新幹線
写真:「こだま」626号 0系新幹線

 6両編成なので4号車以外が自由席。空席は多数あった。5号車の前の方の2人掛けに座り、昼食もそこで済ませる。
 昼食後、リクライニングを倒してくつろぐ―――わずか30分そこそこで姫路に到着。新幹線の威力は大きい。ワープはここまで。

 新幹線改札を出て今度は新快速に乗り換える。1本前の新快速にも間に合ったが、野洲止まりなので見送り。次の米原行きを待つ。
 しばし待ったのち姫路止まりの新快速が到着。折り返し、米原方面の長浜行きとなる(編成表はこちらから)。

新快速到着 長浜行き新快速 新快速車内
写真左:姫路止まりの新快速が到着 写真中央:折り返し長浜行きに 写真右:新快速車内(姫路停車時)

 さすがに姫路は始発駅なので座れる。しばらくして発車。すぐさまトップスピードになっていく様は見事だ。
 車内は加古川でほぼ満席となり、明石からは立ち客が出始めた。三ノ宮・大阪・京都などの主要駅では入れ替わりがあるものの混雑は続く。
 滋賀県に入っても混雑は続き、彦根までは立ち客があるという状況だった。さすがに新快速は好評だ。

 さて米原到着。大垣行きに乗り換えとなるが階段を渡っての乗り換えとなるため面倒くさい。
 名古屋方面へ向かう人が多いのか、階段を渡る人はかなりのもの・・・。

米原駅行列
写真:米原駅で大垣行きを待つ人の行列。新快速の8両から2両になるので行列も長い・・・。

 しかし、大半の乗客は乗車位置を把握していないようで、様々な位置で列車を待っていたようだ。
 ちなみに大垣行き最後尾の位置はホーム上屋からつり下がっている菱形の看板の中に書かれている2という数字がヒントです。ご参考に。
 しばらくすると米原止まりの普通列車が到着。折り返し大垣行きとなるが案の定2両(編成表はこちらから)・・・。

大垣行き到着 大垣行き車内 
写真左:大垣行き到着。やはり2両・・・ 写真右:その車内。ラッシュ時並みの大混雑 

 ドアが開くと先を争うようにして車内になだれ込んでいく。すぐさますさまじい混雑となる。車内も冷房は効いているがあまり効果なさそう。
 そんな状況で米原発車。区間内の駅で降りる人は少ないようで、ほとんどの乗客が終点の大垣まで乗った。
 大垣到着。階段を渡って名古屋方面へと向かう新快速に乗り換えて行くが、私はあえて1本遅らせてみることに。
 ま、遅らせたところで15分程度しか違わないし、どっち乗っても名古屋港20:00発のフェリーに乗れるし、いいか。

大垣到着 走らないで下さい
写真左:大垣到着直後の様子 写真右:大垣駅にあった表記。大垣バトルを物語る張り紙かも・・・

 さて、1本遅らせることで特別快速に乗ることに。とはいえ、金山までの乗車なら新快速と停車駅は変わらないが・・・。
 それでも接続列車ではないだけにかなり余裕がある。時間あるなら1本遅らせていった方がベターかも。
 列車は4両でホームに据え付けられていたが、後ろに先ほど乗車した車両が連結され6両に(編成表はこちらから)。

特別快速 増結
写真左:特別快速 写真右:後部に2両増結、この車両だけが新城まで行きます(あとは豊橋止まり)

 大垣発車。かなり余裕があったものの穂積・西岐阜と停まるたびに乗客が増える。
 岐阜は県都だけにかなり乗り込んできた。退勤時間なのだろうか?ここから混み合ってきて名古屋へ。
 さすがに名古屋からは多数の乗客が。完全に帰宅ラッシュにかかっている。が、私は次の金山で降りる。

金山駅 地下鉄名城線・4号線
写真左:金山総合駅 写真右:地下鉄名城線車両

 金山到着。JRと名鉄、地下鉄との結節点で利用客も多い。ここから地下鉄に乗り換える(編成表はこちらから)。
 さすがにラッシュ時なので乗客も多い・・・のは新瑞橋行きで、名古屋港行きは少し立ち客がある程度。
 大きな荷物を持った人の姿も少しあるようで、やはりフェリー利用か?

 さて、フェリーターミナルへ向かうバスは築地口駅からの方がいいのだが、地下鉄未乗区間なので名古屋港まで行って折り返す。
 名古屋港駅からのバスが築地口駅を経由してフェリーのりばへ向かうのだが、さすがに名古屋港からバスに乗る人はいない・・・奇妙なのか。
 さてバスに揺られること20分ほど、名古屋港フェリーターミナルに到着。ここからは38時間もの船の旅―――。

 

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