北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行
8日目:9月5日(木) その3
20:佐渡を後に〜以外に快適な「おけさ丸」
ターミナルではかなり時間があったので待合室で待機。最終のジェットフォイルが出港するとジェットフォイル待合室の電気が消された。
そのあとぐらいに窓口へ。予約していたのは1等だったが、ジェットフォイルの料金とさほど変わらない特等使ってみようと思い等級変更。
4人部屋という話だったので別に料金かかるか尋ねたところ不要とのこと。貸切料金なしはありがたい。
ちなみにここのフェリーの1等、大部屋の桟敷席で位置が指定されているだけなので割高感を感じる。
画像:カーフェリー乗船券
18時頃に新潟からの「おけさ丸」が到着。折り返し、18時40分発の新潟行きとなる。離島航路としてはかなり大きい船だ。
船内に入り、エントランスにいた船員にチケットを見せる。と、すぐ係が飛んできて荷物を持って部屋に案内。
2デッキ上にある2号室に案内された。ここで説明を受ける。
一旦係が戻った後、ノックがあって今度はお茶とおしぼりを持ってきた。サービスは結構いいようだ。
写真左:おけさ丸(往路のジェットフォイル船内から撮影) 写真右:特等船室。ジェットフォイルとほとんど変わらない値段でこれだけの設備だけにおトク!!
さて肝心の部屋だが、ホテルのツインルーム、というかスイートに近い感じでプライベートデッキがある、といった豪華な部屋。
こんな部屋がジェットフォイル運賃・料金に少し手出しするだけで乗れるから時間とジェット乗る金あったら特等!という感じだ。
売店に行き雑誌を1冊購入。結構ものは充実しているようだ。下の船室も見てみるが結構混んではいるものの2等でも横になれそうな感じ。
さて出港。デッキに出て出港風景を眺める・・・が、肝心な風景は暗闇で分かりづらい。昼の便だったら景色も楽しめるので今度は昼使いたい。
カメラの電池を充電。定期観光バスの各観光スポットで写真を撮ったので電池が危なくなっていた。この間ベッドやソファーでくつろぐ。
しかし・・・この設備だったら新日本海フェリーだとスイート相当だろうな。風呂やトイレは付いてないけど・・・。
しばらくたってからエントランスデッキの後部にあるスナックへ。スナックといっても食事メニューもそこそこ充実しているので実質は食堂か。
ちょっとした軽食を頼む。番号札で呼ばれる方式は確かに軽食コーナーでよく見るパターンだ。いかめしを頼んだが味はそこそこ。
さて2時間20分の航海も終わりに近づき信濃川の河口部分に入る。ここからは港内ということでスピードも落ちる。
下船準備。充電していたカメラの電源も片付けてエントランスへ。さて、ここで面白い表記があったので紹介したい。
写真左:救命胴衣モデル 写真右:禁酒室表記。1等以下に1部屋存在。酒盛りで騒がしいのが多いからなのか・・・ちなみに1等以下は全室禁煙。
右の写真に「禁酒室」なるものが。新潟・佐渡ともに酒どころなのか、酒盛りする乗客も多いのだろう。
そして宴会となって騒がしくなり、ほかの乗客から苦情が出てこういった措置になったとも考えられるが・・・地域柄を示すものなのか、これは。
新潟到着。急いで階段を下り新潟駅行きのバスに乗り込む。これが最終らしい。大型バスだが立ち客も多く大盛況。
万代シティに立ち寄って新潟駅へ。さて本格的な夕食にするが、適当な店が見つからない・・・ま、なんとかしましたが。
食後、新潟駅の待合室でしばらく時間を潰すが少し暑苦しい。少し早めだが新津までの乗車券を購入してホームへ。
ホームで色々な写真を撮りつつMLえちごが来るまで待つ。その間約1時間。ある程度の収穫はあったので良しとしよう。
そして23時30分過ぎ、村上からMLえちごが到着。ここで進行方向が変わる。乗客はさすがに多い。東北や北海道旅行の帰りだろうか。
指定された席に落ち着くと隣は誰もいない。長岡あたりから乗ってくるかも・・・と考えつつ発車。明日は首都圏、どうなるかな・・・。