北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行
8日目:9月5日(木) その2
19:定期観光バスで巡る佐渡が島 その2
佐渡物語 観光コース 両津港→能楽の里→ときの森公園→妙宣寺→佐渡博物館 |
さて昼食。席は2人組と1人客で分けられていた。この日の1人客は4名。私以外は40台〜60台の女性が2人と40代後半の男性1人。
昼食はまぁこんなものか、という感じの内容。甘海老の刺身が5尾あったのは以外だったが。
写真左:シルバービレッジ佐渡外観 写真中央:昼食 写真右:越の松原
大阪(池田か伊丹かそのあたり・・・伊丹だったら兵庫県か)から来たというおばちゃんが「能楽の里は時間が足りなかった」とか。
実際あそこは(能舞台の上演の兼ね合いもあったが)時間不足気味だったのは確か・・・。
昼食後、外へ出てみると松並木がずらり。「越の松原」というらしい。この松原にも昔は朱鷺が多数いたのだろうが・・・。
中に戻っておみやげ品を物色。佐渡の名産品がいろいろ。海産物、土産物・・・見るだけでも目移りしそう。
さて中では文弥人形の上演もしている。これもオプションで見学することもできるので時間に余裕があればぜひ。
休憩は1時間程度。その間に別のコースも到着。再びバスの中へ。次の目的地は夫婦岩。
バスは佐和田町から相川町の海岸線をひた走る。集落をいくつか過ぎると夫婦岩に到着する。
2つの岩が同じような形をしていることからこういう名前が付いた。
10分から15分、ちょっとした海岸歩きをして再びバスへ。海岸線から相川の中心地を経て今度は山の中へ。
途中、徳川時代初期の露天掘りの跡で、金脈に沿って掘り進んでいくうちに山1つ割ってしまってできた「道遊の割戸」が見える。
それよりもさらに上の方に佐渡金山の入口がある。ここでは再び割引券を窓口に渡して中に入る。
写真左端:入口 写真中央左:坑道内部 写真中央右:坑内の作業風景(人形) 写真右端:出口
中はかなりひんやりとしている。ここでは冷房はいらないようだ。中では金山での作業風景が展示されている。結構過酷だったようだ。
特に水替人足は坑内にわき出た水を汲み上げる仕事でかなりの重労働。江戸時代は無宿人や軽犯罪者がこの作業に送り込まれたようだ。
その坑内を出ると展示室へ。江戸時代の金山や奉行所の様子や資料が展示されていた。
面白かったのは金塊に触れる箱があり、手を入れた穴から金塊を外に出したら商品、というのがあったがさすがに無理だった・・・。
そもそも金塊自体10kg以上あり、大きさも結構なものなので小さい手で腕力がある人だったらいけるかも・・・?
写真左:筋みたいなものが金脈(分かりづらいかもしれませんが) 写真中央:金塊。取り出せたら商品がもらえる 写真右:金粉ソフトクリーム
外に出て金粉ソフトなるものがあったので試す。単に普通のソフトクリームに金粉かけただけだが・・・。
さて再びバスへ。佐渡奉行所の跡を過ぎ、再び海岸線へ。ちなみに佐渡の海岸線は大半が岩場なので海水浴には向かないようだ。
外海府海岸に沿って走ることしばし、達者という集落に到着。ここから尖閣湾の遊覧船に乗船。
写真左:遊覧船ターミナル 写真中央:遊覧船「ニューせんかく」 写真右:海中透視船「はなます」
さて船に乗り込むが、案内されたのは岸壁に横付けされている船ではなくその横にいた別の船だ(右の写真を参照)。少し足場が悪い。
船に乗り込み出港。本当に小さいせいもあってよく揺れること・・・海面近いだけあって揺れも大きい。初日の「いしかり」より揺れた。
そんな中、ベテランのガイド(遊覧船のガイド)が岩について説明をしていく。5つほどの岩があったようだ。
写真左:尖閣湾の風景(そのうちの1つ) 写真右:NHKラジオドラマ「君の名は」のロケ地となった「まちこ岩」。ちなみ見えてませんが架かっている橋は「まちこ橋」
遊覧すること20分ちょっと、港に戻ってきた。ターミナルでは海産物を焼いて売っていたのでさざえの壺焼きを食べる。
そしてバスへ。ここから先は観光する場所はないので両津に戻るだけだ。
途中、相川のターミナルで2人ほど降り、その他の10名はすべて両津港へと向かう。
行きには通らなかった金井町を経て1時間ほどで両津到着。渋滞もなく、佐和田に寄らなかったため所定より1時間ほど早かったようだが・・・。
ここでバスとはお別れ。すぐに車庫に向かっていったようだ。
写真:両津港近くで見かけた電車の廃車体を使用した遊覧船のりば
ふと気になったので一旦両津港遊覧船のりばにあった電車の写真を収める。おそらく新潟交通で使用されていた電車だと思うが・・・。
撮ったあとは再びターミナルへ。最終のジェットフォイルにも余裕で間に合ったが、フェリーで帰るためまだ時間はあり余っている。
しかし、港を出ても何があるかさっぱり分からないし、何より乗り遅れが怖いのでこのままターミナルで待機。暇だ・・・。