5日目 5月8日・6日目 5月9日
カジュアルフェリーで帰途につく
さてバスを降り、目の前にある建物でチェックイン。しっかし閑散としすぎ・・・出港まで1時間切ってるのに客の姿が見当たらず。
「本当に運航するんでしょうね?」ま、この日の東京行きは休航日だったのだが「マジかよ!!この後大丈夫だろうな?」。
乗船待合室見ても乗客の姿はなく、乗船時刻の出港30分前に。タラップ渡って船に乗り込んだのはわずか2人・・・。
船内で寝台のチェックを受けたあと部屋へ。20人部屋だったが部屋の客は2人。8-4-8という寝台配列なので同じ区画にならないように配慮。
船内を見渡してもどうも乗客が少ない。東京からこんな調子だったのだろうか(この船は東京始発)。
「いっつもこんな感じだったりして」「んな・・・いつもこんな感じならとっくの昔になくなってるだろがい!!」。
さて出港。普通ならざわめく状況なのだがいかんせん乗客が少ないので落ち着いている。接客担当も2人だけのようだし・・・。
その案内所もおネェちゃんじゃなく蝶ネクタイ「会社更生法の某社かよ!!」・・・まぁ接客態度はしっかりしてましたが。
出港してすぐ洗濯物をランドリーへ。特に今朝の雨で濡れ濡れ(はぁと)「(はぁと)、なんてやると見てる人みんな引くぞ!」。
ついでに風呂へ。浴槽はさほど広いわけではないがこの客数なら十分なものか?ちなみに男性用は24時間いつでも利用可能。
「女性用なんですが・・・深夜は閉鎖のようで。シャワールームもあるので深夜使いたい場合はそちらをどうぞ」。
写真左:浴室(決してタシーロしたわけではないです・・・) 写真中央:ランドリー室 写真右:スカイホール(上部デッキにあるフリースペース)
それにしてもやることがない。まぁこれが船旅のいいところなんですが「無駄な放送もないし」。
でも朝の土砂降りで体が濡れたせいか少し風邪気味。寝床のベッドで夕方まで休む。
夕方ふと起きると進行方向右手に室戸岬が見える。まだ明るいので東大、じゃなかった灯台がはっきりと見える。
「こんなことやってると灯台もと暗しなんて言われちゃうんですよ!」「ダジャレはやめい!しかも面白くもないし」。
雨はすでに上がっているのだがまだ低気圧の余波があってか若干波がある「波平の髪の毛じゃないよ」「んなこたー誰も思いつかん!!」。
写真左:フォワードサロン 写真中央:航路図。この日は太平洋ルート(状況によっては瀬戸内に回ることも) 写真右:室戸岬沖合通過
少し落ち着いてきたので夕食にする。この船、レストランがない。そのかわりエントランス後部にオーシャンホールというフリースペースがある。
持ち込んだ惣菜類を中にある電子レンジで暖めて食べる。ついでなので噂の冷凍寿司(しかも握り)を500円出して試してみる。
専用の電子レンジで、専用のトレーを使って解凍してくれとのことだが果たして・・・。
やはりネタもシャリも少し温まり気味。やはり冷凍の寿司はまだまだ難しいのだろうか・・・。
「しかしよく金出しましたな」「こーいうもんは取材という目的でもないと食えん、あとカードがもったいない」「こらこら」。
写真左・中央:24時間自由に使えるオーシャンプラザ。冷凍食品の自動販売機もここに設置 写真右:展望通路
あ、ポイントカードの説明忘れてました。
カジュアルの場合、レストランがないかわりに乗船手続きの際に船内の冷凍食品自動販売機のサービスカードをくれるというシステム。
徳島から新門司の場合は2回分なのだが、冷凍寿司はその2回分を使い切る格好になるというわけで・・・。
そのほかにもスナック類やカレー、うどんなどの自動販売機があり、それらはポイント1回分。
どーでもいいんですが、冷凍寿司は食べる人いるのかなと実際考えてしまう・・・ポイント2回分、現金だと500円だからなぁ。
写真左:冷凍寿司自動販売機。ポイント2個分で現金なら500円・・・ 写真中央:冷凍寿司(解凍前) 写真右:冷凍寿司(解凍後)
さて夕食も終わり、特に何もないので寝る。翌朝は5時に入港、おそらく4時台におはよう放送あるだろう。
しかし20人部屋とはいえ、相部屋という感覚がなぜかしらないのはないのはなんでだろ〜♪
「なんでだろ〜なんでだろ、なんでだなんでだろ〜♪」「テツandトモのネタじゃねーかよ!!」。
4時30分ごろおはよう放送。朝食にする。カード使い切るため自動販売機でカレーとから揚げを「朝っぱらから・・・すさまじいな」。
自慢じゃないが以外に朝からこういったものでもいけるんです。普通の胃袋じゃないですから「どんな胃袋じゃ!」。
食べ終わって片付け。荷物をまとめてエントランスへ。タラップが付けられたらすぐ下船。
写真左:案内所・売店 写真右:左からフードカード・乗船券・タクシーチケット
下船後すぐタクシーへ。乗り合いで1人あたり300円で門司駅までだとか。私のほかには1組のカップルが。年齢は40台ぐらい?
門司駅までタクシーのメーター見ると・・・1,800円くらいだったか?3人じゃ十分赤字じゃあーりませんか(ここでコケる)?
「今度は・・・さっきっから有名なネタ使ってどうするんですか?」「すんません、ボケるにボケられずに・・・」。
早朝で車が少ないせいもあったが15分ほどで到着。きっぷは事前に用意(2枚きっぷ)していたので自動改札に入れるだけだ。
写真左:門司から小倉まで乗車した博多行き普通 写真右:この旅行のアンカーの415系普通
さて、列車はすぐにやってきた。博多行きの普通列車、この日の始発列車でもある。
博多到着は朝の7時前だが9両編成とかなり長め(編成表はこちらから)。当然車内はガラガラ。この列車に小倉まで乗車。
小倉でもすぐさま「ドリームにちりん」に乗り換え。南宮崎始発だが空席は結構あった(編成表はこちらから)。
1時間もかからないで、門司からならちょうど1時間で博多到着。南福岡行きもあったがそのあとの熊本行きに乗車。
だがそのあとの乗車券を買ってないので一旦改札を出て乗車券を買いなおし「車内で買わなかったのかよ!」「忘れてました・・・」。
その熊本行き、415系のロングシート車4両編成(編成表はこちらから)だが席はまだ余裕があった。
早朝から課外授業か部活の朝錬の学生の姿が・・・この後各駅で少しずつ乗客が増えていくものの極端な数ではない。
そして40分ほどで原田到着。今回の旅はここまで。朝5時に新門司到着して朝7時過ぎに家に戻れるとは・・・。
「おーい、それで終わってしまうんかい!!」