5日目 5月8日
豪雨の中のうどん巡り・・・そして徳島へ
連絡バスを高松駅前で降りたときには雨は小降りに。しかしまだ雨雲があたり一面を覆ってる・・・大丈夫だろか?
なんて言ってるうちに高松駅へ。みどりの窓口で「JRコトデンくるりーんきっぷ」を買って改札に入る。
あ、その前に余分な荷物をロッカーに入れておこう。雨が降ってるから必要最小限ということで。
「カメラが必要最小限かい!!」
ってなことで「まとめるな!」観音寺行きの普通列車に乗車。7000系の2両編成(編成表はこちらから)。
乗客はわずか数人。1ボックス、いや1両を貸し切れるほど乗客は少ない「ほんとにそんなんか?」「すんません。大げさすぎました」。
丸亀あたりで飯野山(通称:讃岐富士)の南側に晴れ間が見えたような感じもある。
大丈夫かな・・・とタカをくくると大間違いというのに後で気づく「5時過ぎの丸亀と7時ごろの綾南じゃ変わってるかもしれんがな!!」。
列車に戻って、多度津で乗り換えとなる。阿波池田行きの気動車があったが時間調整「キハ54だから敬遠したんちゃうな?」。
そんな理由で敬遠したわけではなく、これから行く店の関係で時間調整しただけなのであしからず手からず。
写真:いずれも7000系電車。左が観音寺行き111M、右が琴平行き1231M。
さて次の列車まで20分ほど。その間に「いしづち」1号が来てすぐ発車、そのホームに琴平行きの普通も入ってきた。
「高松から乗ってきた列車と車番違いで同じやないかい!!」7000系の2両編成です(編成表はこちらから)。
車内も先ほどの列車以上に閑散、ほとんど貸切に近かった。乗客0の日もあるんだろうなぁ・・・この調子なら。
写真左:JR琴平駅 写真中央:コトデン琴平駅 写真右:コトデン1200系(元京急700系)
琴平到着。今度は陶に向かうためコトデンの駅へ。駅向かってる途中で突如雨が強くなってきた・・・「日ごろの行い悪いんな?」
とにかく駅舎に入る。これからラッシュアワーに向かうため列車の両数は4両となってるが琴平時点での乗客は少ない。
で、乗車する列車は元京急同士(1000系と700系)の組み合わせ(編成表はこちらから)。京急時代には考えられない・・・。
そんな普通列車で約20分、目的地の陶に到着。しかし余計雨はひどくなってきた「どないなっとんじゃ!!」。
傘持ってなかったので駅前の雑貨屋でビニール傘を1本。260円だったかな「覚えとけ!!」。それ差して目的地の店へ。
さてその目的地は駅から歩いて2分の製麺所。怪しさでは香川県内でも有数の店、「赤坂製麺所」へ。
店は道路側に入口がない。裏手に回ったところに入口。中に入ると先客・・・?しかしおばちゃんが「一番客やで」と言うし・・・?
ま、とにかく1玉注文・・・かけと醤油とあったので醤油で。外のベンチで食べる。
葱は世界広しともおそらくここだけではないかと思うが自分ではさみを使って切って入れる。客が増えて面倒臭くなったから?
でもその方がさらに状況を面白くする。自分で葱切る店自体香川県内で2件だけ「残りの1件は飯山の『なかむら』ね。行ったことないけど」。
麺は柔らかめだがこれが意外にするする入る。「コシ≠固さ」ではなく「コシ=弾力」というのを感じた・・・この瞬間。
さて「先客のようで先客でない」という3人組の実態は、なんと前の晩にこの店に泊めてもらったということでびっくり。
「過去にも何人か泊まってるようですけどね」恐るべきさぬきうどんの本でもそういったこと書いてあったな。
写真左:「赤坂製麺所」外観。怪しさが分かりやすいよう駅から撮影。 写真右:その店内。ちなみに店内のノートにここ(トップですが)宣伝してます。探してね。
ちなみに麺の写真も撮ったんですが、ピントが全くあってなかったので掲載を諦めざるを得ませんでした・・・次回こそは。
さて2杯食べておばちゃんと喋って写真撮られて(店に来たお客さんを写真撮影するのが趣味かな?)2本後の列車が来る時間まで滞在。
「つまり30分いたということですな・・・」「ま、そんなとこです。はい」で、駅に戻る。ホームには通勤通学の人間が多数。
列車到着。この列車も4両。今度はもっと考えられない元京急600系と元京王5000系の組み合わせだ(編成表はこちらから)。
すでに陶の時点で多数の立ち客、この後の駅でも多数の乗客が乗ってきてかなりの混雑に。
瓦町で半数以上が降りたのでその後は落ち着く。高松築港には若干の遅れ。
さて、ここからはレンタサイクルがあるというので自転車で移動。JR高松駅駅前広場の地下にある駐輪場で手続き。1日あたり100円とは格安。
市街地に出てみるが雨が降ってるので思うように動けない・・・休み休み目的地に向かう。
目的地の県庁近くの店に到着したときにはずぶ濡れ・・・そんな状態で店に入る。
世界的な旅行ガイドにまで店の名前が出た「さか枝」、ここはセルフの店だ。
えーっと、初めてのセルフの店ではまず手順を確認せにゃなと。
まず申告してお金を払ってうどんをもらい、そしてゆがいてダシ入れて天ぷら取って・・・店によってシステム違うから大変や。
で、ちゃっちゃっと湯さばきができないと高松では住民票がもらえない、と「そんなんガセやがな」。
あ、味の方ですがセルフにしてはなかなかのもの。麺に手作り感があるのが特に気にいった。
「前、福岡のローカル番組でこの店出たんだが何か他店のダメ出ししてたな・・・ここは機械打ちとか言って」。
雨が止む気配を見計らうがなかなか止まない。多少小降りになった程度で店を出る。次に向かう店まではすぐなのだがこの雨では・・・。
しかしすでにずぶ濡れ。途中のコンビニで道確認ついでにタオル買って体を拭くが体どころか鞄の中の荷物までびしょびしょ・・・。
ま、道も確認できたので次の店にレッツラゴン!四国新聞社近くの「松下製麺所」へと向かう。
今度は朝のピーク時間帯が過ぎたのか客がいない・・・とりあえず申告してお金払ってうどんをもらう。ここも湯さばきがある。
ここはダシがいい。麺もなかなか。トッピングは天カスだけにしておく「天ぷらが分かりづらかっただけじゃないの?」。
雨も小降りになってきたようだが、それでもこのまま外走ると濡れがひどくなってしまう・・・ということで自転車をアーケード街に。
東に適当に走らせたら田町のアーケード。とりあえず屋根のある場所に。で、10時まで時間潰し。服も少しは乾き始めた。
10時オープンのMデパートでお土産買って兵庫町のアーケードを中央通り方面へ。
そして中央通りに出る手前の場所にあるセルフ店、「うどん市場兵庫町店」へ。
ここはオプションが豊富なのだが時間的に10時台はまだ早いようでまだできてないものが多かった。
システムとしてはオプションを取ってその後うどんを注文、お金を払って席につくというタイプ。湯さばきは店側でやってくれる。
さて味の方ですが、やはりなかなか。ただすでに5玉お腹の中に入っているので苦しかったが「ハイペースやなぁ・・・」。
写真左:志度まで乗車の1000系気動車 写真右:特急「うずしお」9号の2000系気動車(N2000)
さて店を出て高松駅地下駐輪場に自転車を戻す。すぐロッカーに入れた荷物を出して高徳線へ。
発車時刻も近い三本松行き普通列車に乗車する。1000系気動車1両編成だったが席はまだあった(編成表はこちらから)。
30分ほどで志度到着。次に乗り換える特急の兼ね合い「高松から特急使え!」「金節約したいやんか」。
志度ではボケーとしながら「普段からそうですやん」「いつも・・・って俺は燃焼系か!」「それアミノ飲料ですがな」特急を待つ。
「うずしお」9号は途中停車駅が少なく、高松と徳島の間では志度と三本松にしか停車しない。ちなみに始発地は岡山。
自由席に乗ったが車内は結構混んでいる。3号車に空席があったので座ることはできたのだが(編成表はこちらから)。
で、寝てしまって気づいたら終点徳島。結構疲れてたのね「ジャンボフェリーでの寝不足でしょうが!」。
さて、徳島港(津田)行きの船の時間まで余裕がある。とりあえずは駅の中にあるショッピングセンターで夕食の調達と。
「へ、昼じゃないの?」「うどんあれだけ食べれば昼はパスでいい・・・というより、レストランない船だし食料調達は止む無し。以上」。
とりあえず食料調達、まだ時間はあるので4階へ。本屋でさぬきうどんの本を1冊購入。次行くときの参考にしよ。
外に出る。雨はすでに止んでいる「何か嫌われてません?」「いや、香川で恨みもたれるような覚えある人はいないはずだが・・・」。
ちなみにこれが愛媛になると冗談じゃない会話になったりして「んな私的なこと説明せんでも・・・そりゃ無理矢理迫ったのはあったとはいえ」。
「その状況説明せい!!」かなり脱線しそうなのでこの辺で「逃げるんかい!!」。
写真左:JR徳島駅 写真右:オーシャン東九フェリー行き徳島市営バス
さてバスが来るまで乗り場で待つ。発車5分前に到着。乗客はそれなりにいたがみんな途中で降りちゃう。
終点のオーシャン東九フェリーまで乗ったのは私1人。GW明けの平日、しかも定員少ないカジュアルフェリー就航日というのもあるのか?
「そもそも乗客数自体が・・・」。