4日目 5月7日(水)・5日目 5月8日
大阪湾さんふらわあクルージングからジャンボフェリー乗船
大阪南港はこれから松山や別府、高知に行く人でそれなりに人がいる・・・というのに、神戸までとは変わり者か。
「あんたが勝手に乗りに行くだけやろが!!」
とにかく乗船名簿を書いて、窓口に提出。窓口の女の子は驚いていたけど後にいた男性がアドバイスして無事発券。
「神戸行き」のスタンプまで押される念の入れよう。神戸までの客は特別扱いか「違うがな!!」。
ま、乗船時間になってるんで船に乗り込みましょう・・・この日神戸まで乗船するのは「さんふらわあ あいぼり」。
写真左:「さんふらわあ あいぼり」外観(写真は同型船の「さんふらわあ こばると」、昨年5月別府港で撮影) 写真右:神戸までの乗船券
大阪南港名物になってる「2階に一旦上がってそこからまた地上に降り、タラップで船に向かう」という時代錯誤の方法で船に。
「一応窓口で伝えておけば車で車両甲板に連れて行ってくれてそこから乗れるらしいけどね」フォローもしときます、一応「一応かい!!」。
階段上がってエントランスロビーで「神戸まで」と伝えるとロビーかレストランにいてくれとのこと。神戸までの2等船室設定はないらしい。
「そりゃ松山や別府まで行く人優先だからなぁ・・・しゃあないわな」確かに。
写真左端:エントランスロビー 写真中央左:案内所 写真中央右:展望通路 写真右端:ラウンジ いずれも関西汽船「さんふらわあ あいぼり」
さてまず荷物置く場所・・・といってもロビーに置くのははばかるし、かといって2等船室に置かせてもらうのも・・・ということでロッカーに。
お金はかかるが仕方ない(2階ロビーにあるロッカーは有料)。
船室分からない人に部屋を案内したりまで。恰幅いいから船員にでも見えたか?「それはない」
ま、とにかく風呂入ってと・・・500円の運賃で風呂入って神戸まで移動できるから銭湯がわりか、こりゃ。広さはさほどでもないけど。
で、上がって今度は出港までロビーで寛ぐか。この日は乗船客少なめだから意外にゆっくりできるな。
写真左:「さんふらわあ あいぼり」レストラン 写真右:この日取った食事。確か1,000円超えていたような・・・。
いざ出港。出港と同時(ってほど?)にレストランへ。神戸までの営業なのでメニューはどうかな・・・と思いきやそれなりのものはあった。
サラダとフライドチキンとご飯を取って席に着く。あ、ここ(=関西汽船)のレストランはカフェテリア方式。
「たまーにバイキングと間違うのがおるがな」んなのはいない!!まぁ値段は高めだが味はそれなり。
大分航路の食事は質はいいんだけど値段がかなり・・・という印象あるかな?
写真(3枚とも):神戸港夜景です。写真より生で見ると感動もの!!
食後はロビーでテレビを見たりして寛ぐ。なにせ居場所がないからどうしても・・・。
神戸港が近づくと神戸の夜景が素晴らしいぐらい!!500円でこの景色!感動ものです(大げさ?)。
着岸。降りたのは私だけ・・・乗り込むのはそれなりにいたのだが。この後翌朝に松山を経由し午前中に別府に着く行程になる。
500円のクルーズから降りた私は地下鉄の駅へ。少し雨が降っているがまぁたいした降りでもないのでそのまま歩く。
みなと元町の駅から地下鉄へ。通路が意外に長く少し疲れたが。改札に入り新長田方面の列車を待つ。
写真左:神戸市交通局5000系(湾岸線) 写真右:北神急行7000系
10分ほど待ってやっと列車が入ってきた。4両編成だが最後尾の車両はなんと女性専用車(編成表はこちらから)。
さほど混雑しているわけでもないし湾岸線の場合は4両編成なので終日実施はどうかと思うのだが・・・イベント開催日は中止になりますが。
そんな吠えていても仕方ないので一般車両に乗るががらがら。和田岬で多少の乗客があったものの大差なし。
新長田で今度は板宿に向かうため西神線へ。今度は深夜の帰宅ラッシュで結構人が多い。
列車はすぐにやってきた。北神急行所属の車両だ(編成表はこちらから)。窓にはヨロイ戸もあり、阪急グループの車両の色が濃い。
こちらにも女性専用車はあるがこの時間帯の西神方面は帰宅客が多いのでやる価値はあるだろう。ただこちらも終日とのこと。
わずか2分程度で板宿。山陽電車に乗り換えだがすぐ普通車がやってきた。山陽車の4両編成(編成表はこちらから)。乗客数は少ない。
終点の高速神戸で乗り換えるのかと思いきや新開地で乗り換えを促す放送。そのため目の前にいる阪急車両に乗り換える。
その阪急車両(編成表はこちらから)を高速神戸で降り、今度は阪神の普通に乗り換え(編成表はこちらから)。
写真左:山陽電鉄3100系アルミカー 写真中央:阪神5500系 写真右:三宮駅前のジャンボフェリー接続バスのりば
阪神三宮に到着。バスまで5分だが階段から遠い先頭の車両に乗ってしまったのであわてて改札を出て地上へ。
そしてバス停に着くものの待ち客は少ない。GW明け平日なんで少なくて当然か。
で、バスが来た。5分ほどで港に到着「省略すな!」。ちなみにこの連絡バスの運賃は200円。
ターミナルの建物に入り、乗船名簿を書いて窓口に提出して乗船券を買う。ここも比較的落ち着いている。
船が来るまで2階の待合室で待つが・・・到着予定時刻になっても船が来ない「沈んだんちゃうな?」「またブラックネタを出す・・・」。
そんなこんなしてるうちに船が到着。数人の下船客「徒歩客だけだがな。車の客もあるからね」降りて掃除終わってからの乗船。
いざ船に乗ってみると・・・かなり余裕でした。車で乗船する客もいるので窓口で見た数よりは多いがそれでも。
10分ほど遅れて出港。売店横のうどんスタンドでうどんを食べる。かけ1種類だけとのこと。350円。味はそこそこ。
うどん食べ終わって区画に戻って上着を毛布代わりに仮眠・・・毛布貸し出しないんだわ、この船。
写真左端:ジャンボフェリー2等桟敷席 写真中央左:ジャンボフェリー2等座席 写真中央右:売店 写真右端:売店で売ってるうどん
で、4時前に大音量で到着放送・・・これで起きない乗客はいないというほど「そんな大きかったか?」「すんません。んなほどではないです」
しかし「風が恋を運ぶ 海を遠く渡り〜♪」という曲、耳につきますな。ともかく高松到着。外は大雨。雷まで鳴ってる。
わずかな距離に200円取る神戸の連絡バスに対してそれなりの距離を無料で運ぶバスに乗り換え。無料はいいなぁ・・・神戸もしてくれ。
「神戸は加藤汽船が運行してるわけではないから金取るんだろうねぇ・・・六甲のバスもそうだし」。
雨は小降りになった感じもするが・・・果たしてうどん巡りまともにできるのか、次の旅行記を待て!!
「待たせずにすぐに書け・・・最近多忙なのを理由にいろんな屁理屈使ってきますな」。