2004年オフ会旅行
1：8月11日・12日 プロローグ〜伊勢神宮編
8/11・12分の編成表はこちらから
今回の旅行は出発まで少し時間との戦い･･･ぎりぎりまで仕事があり、状況が悪いと博多から小倉まで新幹線で移動。
なおかつ最悪の場合夕食抜きという今までの旅行出発直前の中でも最悪の状況下でスタート。
どうにかこうにかぎりぎりで夕食を済ませ時間通りの快速に間に合った。
しかしこのままではムーンライト九州には間に合わない（原田20:43発、博多21:04着。ML九州博多発20:53）。
というわけでこの快速は門司まで乗車することに。もっとも指定券も最初から門司から購入していたわけですが･･･。
しかしこの状況を知ってか知らずかどうも門司まで乗っていきそうな乗客がちらほら。博多からもそれなりに乗り込んできたようだ。
ちなみに一般客は大半が海老津までの間に降りてしまったようだ。
それにしても停車駅が多い･･･春日とスペースワールドに臨時停車、しかし春日の花火大会は前日、なぜに停車？
さて門司で乗り換え。すぐ横のホームなので乗り換えは楽。指定された3号車に腰を落ち着け･･･といいたいところ。
だが下関までは機関車交替とかあるので動くことも多い、とはいえ通路側なので動くのは楽。
下関を発車して厚狭に停車、この厚狭を過ぎると次は岡山まで客扱いの停車はない（徳山・広島で運転停車したが）。
後ろに気を使いつつリクライニングを操作しておやすみなさい。
写真：ML九州（門司駅にて撮影）
しかし岡山で目が覚める。岡山到着の案内放送があったためだ。そういえば「この放送を持ちまして〜」というのが厚狭発車後何もなかった。以前は神戸まで放送しなかったはずなのだが変わったのだろうか？ちなみに岡山で隣の人は降りた。
そのままうとうとしつつ姫路・加古川・明石・神戸・三ノ宮と停車し列車は大阪へと進む･･･そして6時30分前に大阪到着。
指定券は京都までだがとりあえず大阪で降りることに。駅前歩けばなんかしら朝食取れるだろう･･･
と思ったが営業開始時間前とかでなかなか店が見つからない。仕方ないので草津まで我慢することに。新快速で草津に移動。
写真：新快速（大阪駅で撮影）
新快速は12両編成と長い編成だったが正座席に座れそうな状況ではなさそう。
補助席もロックされてるので使えない、というわけで立っていくことに。だが高槻を過ぎたあたりで補助席を扱ってみるとロックが外れてる。
ということで補助席に座る。それにしても新快速は混雑してること･･･。
草津到着。ここでいったん改札を出て駅弁を探す。お菓子売ってるような売店に置いてあったのでいなり寿司を買い込んで再び改札へ。
しかし小さめのサイズとはいえ10個で400円、意外と安い．．．のかな？
写真左：柘植行き普通 写真中央：草津駅で購入したいなり寿司 写真右：中身
草津線に乗り換えるため頭端式の1番のりばに停車している柘植行きに乗車。
この列車、113系4両編成なのだが真ん中の2両が古いボックスシート車、両端が体質改善改造された転換クロス車。
転換クロス車のうち後ろの1両は弱冷房車、かつ弧線橋から近い位置にあるためそこそこ混雑してるのでパス。
真ん中2両はシートピッチ狭いしそれなりに乗ってる、ということで比較的空いてる先頭車両に乗車。
しかしこの草津線ホーム、駅弁スタンドがあったとは．．．まぁ売っているものはあまり変わらないだろう。同じ業者だろうし。
車内に入りいなり寿司を食べてみる。意外と揚げがぱりっとした感じ（しんなりしてない、というべきか）で個人的にはなかなか。
1口サイズで食べやすいのもちょっとした食事にはいいのかも。
20分ほど待って発車。車内はいつの間にやら立席が出るほどに、しかしその状態もすぐ次の手原で解消。
その後貴生川でも乗客が多数降りていったので意外に柘植まで乗ったのは少なめ。
柘植での接続は加茂方面に対しては3分と急ぎ気味になるが接続はいいのに対し亀山方面は50分程度時間がある。
というわけで改札の外に出ることに。時間があったため駅前にあった酒屋と喫茶店を併設した店でアイスコーヒーを飲む。
ここの店主や奥さんが言うには18切符での旅行者がここをよく訪れるらしく（接続が悪いから？）各地から来てますね、という話を。
コーヒーは結構こだわってるようでなかなか。時間があったら是非。
写真左：柘植駅 写真中央・右：柘植駅のある伊賀町は松尾芭蕉生誕地、改札内には投句箱も
写真：柘植駅の階段部分
発車15分ほど前に駅に戻りホームへ。亀山方面の列車、1〜2両しかないためかよく混雑するが果たしてこの列車は･･･
とやってきた列車は2両編成。さほど混雑してなかったらしく席はどうにか確保できた。
しかし草津線の列車もやってきて乗り換え客で結局立ち客発生。1日1往復の急行「かすが」と離合し2分後に発車。
しかし加太に着く前、再び停車。そして反対方向に･･･スイッチバックの信号所で普通列車との離合待ち。
下り普通列車が柘植方面に進むとこちらも再び発車。混雑したままの状態で亀山到着。
写真左：亀山行き普通列車（柘植駅で撮影） 写真中央・右：スイッチバック式信号場の中在家信号場での一コマ
亀山ではすぐ横のホームに伊勢市行きが停車していた。しかしドアは閉まってる。
と思いきや東北地区同様自分でドア横のボタンを押してドアを開ける方式に変更されていた。車内温度を保てるのでこの方法はいいと思う。
まだ乗車したときは空席があったものの発車直前には満席に。やはりお盆休み･･･だからだろうか？
しかし津で大半の乗客が降りる、というのは快速「みえ」3号が1番のりばに見えたからだ。
松坂・伊勢市・鳥羽方面まで行くならそっちに乗った方が速いのでほとんどの乗客が乗り換える。私もその流れについていくことに。
写真左：伊勢市行き普通列車（亀山駅で撮影） 写真右：快速「みえ」3号（津駅で撮影）
そういう乗客が多い上お盆時期で帰省ラッシュもあってか津時点では座れなかった。しかし松坂で大きく乗客が動いたためどうにか席を確保。
しかし75系気動車の加速振りはすごい。が、途中高茶屋で上り快速の離合待ち．．．単線区間の宿命なので仕方ないが。
多気にも停車し参宮線へ。伊勢平野の中を進んで伊勢市到着。ここで降りて伊勢神宮（内宮）へ向かう。
駅前からバスで内宮に行くのだが道路が渋滞してるのかバスが来ない。
1本やってきたがもう少ししたら観光バス使用のやつが来るのでそれに乗車。
この観光バスを利用した便は「CANバス」という伊勢・二見・鳥羽地区の周遊バスで主要観光地のみ停車、車両レベルも高いのでなかなか。
しかし渋滞にはこの快適なバスもお手上げ･･･内宮直前になって駐車場待ちの車で渋滞、これで多少遅れての到着となる。
写真左：伊勢市駅 写真右：伊勢・二見・鳥羽遊覧「CANばす」（三重交通）
伊勢神宮には何度か来てるが旅行記で取り上げるのは初めて。目の前にある橋を渡り右側の道を進む、途中手や口を清める場所があるのでそこで清めて歩くこと10分ぐらいで正宮に到着。写真撮影は石段の下からしかできないのでそこから撮影しお参りする。
帰りは行きと違う道を行くのだがかなり暑いので途中で休憩。気温は33度程度だったのだが湿度がかなり高かったのだろうか。
とにかく汗をかくこと･･･。
写真：伊勢神宮（内宮）風景 左は入口近辺、中央は五十鈴川、右は本宮
帰りは参道を通って帰ることに。途中におかげ横丁があり、そこで伊勢うどんとてこね寿司（店は別々）を食べる。
量的にはいいのだがお金の方が･･･（笑）。ちなみに伊勢名物の赤福、夏限定の赤福氷もあった。
しかし、先日うちの親のお土産で赤福食べたばかりなので今回はパス、というか甘いのはあまり．．．というのもある。
写真左：伊勢うどん 写真中央：おかげ横町内の太鼓櫓 写真右：神恩太鼓演奏（奉納かな？）
さて帰りのバス停なのだが違う場所に出てきたようだ。
とりあえずそこから出てるバスも伊勢市に行くようなのでそのバスに乗る。1番と方向幕にはあった。
地元の人しか使わないような細い道をショートカットして伊勢市駅に出たのか運賃が280円とCANバスや51・55系統（410円）に比べて安い。
参道を楽しみつつお伊勢参りするなら1番系統の方がいいかも。
伊勢市駅到着したものの次の快速「みえ」は50分後。近鉄で名古屋まで出てもよかったが18切符持ってるし･･･ということで待つ。
ただし座れるかどうか微妙なので念のため指定席を確保。510円かかるが近鉄の特急料金よりは安いし18きっぷと併用できるので安心。
しかし待ってる間に近鉄は多数の列車が．．．大阪方面も直通、というのもあるのだが。
待ちに待ってやってきた快速「みえ」18号、意外に鳥羽方面からの乗客は少なく伊勢市でも自由席座れたようだ。
しかし松坂でやはり混雑しだし立ち客が出始めた。指定券チェック時に一緒に伊勢鉄道分の乗車券を購入。490円。
名古屋まで乗り換えなしの列車なのでルート的にも仕方ないか。その伊勢鉄道は一部区間が複線化されてるので結構飛ばす。
そして寝不足気味の私も心地よい眠りに包まれる．．．。
写真：快速「みえ」18号（伊勢市駅で撮影）
八田から高架に入り10月開業のあおなみ線の線路が見えしばらく併走。
東海道本線の普通列車や中央線の特急「しなの」の回送が見えたらもう名古屋だ。
10時間かけて大阪から名古屋への移動をした格好に･･･寝不足のせいか若干疲れた。
さて名古屋では大名古屋温泉の情報を聞きつけているので行くことに。
しかし八田から行くのでは面白みがない、ということで地下鉄東山線に乗り終点高畑へと向かう。
高畑到着後バス使って行ってみたが･･･まず高畑着いてバスが分からない、分かってもどこで降りていいのやら･･･
散々探し回った挙句どうにか分かって汗だくになりつつ目的地到着。
写真左：大名古屋温泉 写真右：「六大都市唯一の天然温泉」とある看板
「六大都市唯一の天然温泉」という触れ込みだ。中に入る。午後7時前に入ったため夕方料金の550円で入れる。
この値段だとスーパー銭湯並みだ。この値段で天然温泉なら．．．。
浴槽だが中の浴槽は結構広くまた一部深め。露天風呂も小さいながらある。
少し何かが臭ったような気もするが塩素系じゃなかったような。温泉成分か？
風呂から上がったところで夕食。味噌カツ定食を食べ大名古屋温泉を後に。
今度は違うバス停に出てきて･･･と思ったら中村日赤行きのバスが出た直後。仕方ないので次のバスを待つ。
と、その停留所始発で名古屋駅まで直行のバスがやってきた。200円で名古屋駅まで行けるのでちょうどよかった。
バスは中村区内を走り名鉄の新名古屋駅の前に停車。そこで降り今度は名鉄に乗車。
この日の最終目的地は浜松だが浜松行きまでまだ時間があるため名鉄で新一宮まで行くことに。
そして新一宮駅と隣接する尾張一宮駅から浜松行き最終に乗り込む寸法だ。
さて特急や急行に乗るのが便利だが面白みはない。しかも混雑気味の時間帯だ。時間もあることだしあえて普通列車で行ってみる。
ただしこの時間帯、新名古屋から新一宮まで通す普通はないので途中の須ヶ口で乗り換えることにはなるのだが。
おおよそ1時間近くかかって新一宮到着。JR駅に移動し時刻表で浜松行きを確認、まだ30分ほど時間があった。
早めにJR改札の中に入り写真を取ったりして時間をつぶす。そして22時15分、浜松行き新快速が到着。
4両編成だがあまり混雑してないせいかすぐ席は確保できた。
しかし次の名古屋で大量に乗客が増え、金山ではナゴヤドームで野球の試合があったためか中央線方面からの乗り継ぎ客でさらに増えた。
この乗客も停車駅ごとに減り豊橋でかなり掃けたように見えた．．．が、乗ってくる人も多数いるのではないか。
最終列車というせいもあるがそれにしては多い。中には大きな荷物を持った人の姿も。
途中駅で降りる客もあるのだが結局浜松まで立ち客があったまま経過。
浜松では18きっぷを持った人が多いのか有人改札が大混雑。清算がない人を分けて何とか対処。
しかしこのあと･･･MLながら？それとも浜松で泊まる？その後の彼らの行方は知らない･･･
というのはこの文章、浜松駅近くのネットカフェから書いているわけで。
外出できないからその後の状況はまったく把握できてません･･･あしからず。
