1：出発〜新下関まで
「しっかし久しぶりの旅行記やな。前のも完成させんと」「いや、ちょっとアップロード時に上書きが1つあってそれでへこんで･･･」
まぁんなことはどうでもいい。今回は「きのくにシーサイド」の車両が山口まで来る、ということで4月中旬に計画。
指定席の確保には少し手間取ったがまぁどうにか取れて一安心。
さてそうこうしてるうちに5月4日、旅行当日となる。この日の天候は快晴、雨は降りそうにない状況だ。
「誰も飴が落ちてくる、とは言ってない」「そもそも最初から普通通りの表記してますやん」
8時10分過ぎに家を出て5分もしないうちに駅に到着。すぐさまきっぷを取り出し自動改札に。ちなみに乗車券に関しても前日に手配。
原田〜新下関〜仙崎（新幹線経由）と仙崎〜東萩〜原田（在来線経由）の2つの連続乗車券を組み合わせ。
「いや、本当は新下関〜仙崎〜東萩だけの連続乗車券であとは片道と考えていたんやが駅員さんはもっといい方法見つけてくれたね」
もっとも日帰りだから有効日数倍増の恩恵は関係なかったが「単に連続乗車券と言いたかったんか？」「小一時間問い詰めかよ！」。
写真左：発車案内 写真中央：スペースワールド編成 写真右：スペースワールド編成車体側面
さて博多に向かうが列車は8時17分頃に入ってきた。25分発だがここで特急に追い越されるため4番のりばに停車。
列車は811系の8両編成、前4両はスペースワールドのキャラクターなどが画かれた専用編成だ。
「画かれた、というかシールで貼り付けてある、というか･･･」「まぁ前のデザインだとシール貼り付けてあった、ってのもあるしな」
車内は時間帯にしては意外にも空席が多く先頭車両に腰を落ちちつける「『ち』が1個多い！それじゃ『お乳つける』じゃ！！」。
ともかく特急1本をやり過ごし発車。あ、種別書き落としてたが快速列車です。一応「スペースワールド号」という愛称もあるが。
「書き落とすな！あと愛称はあんまし関係なかったぞ。車掌も一言も言わなかったし」。
さてこの日はどんたくのモナカ、じゃなかった最中（さなか）。途中駅からは色々と着飾った人も乗り込んできた。
朝も早くから準備して踊るのは早くても3時過ぎ･･･この日は暑かったからさぞ大変だったろうとふと思う。
大野城で先頭車両はほぼ満席（駅の階段の関係で）となり、博多到着時は立ち客もちらほら。
博多で新幹線に乗り換え。特急券を取り出し乗車券と一緒に新幹線連絡改札の自動改札機に突っ込む。
「って、そこは突っ込むところじゃねぇ」「その前にボケてもいないが」「誰が漫才のボケ突っ込みやねん！」。
そしてホームへ。先発の「ひかり」はかなりの乗客数で博多を発車。時期が時期だけに自由席は結構な乗車率。
さて9時8分頃になって乗車する「こだま」724号が到着。博多南からの列車で乗客が多数降りてきた。
「博多から先は回送線･･･のはずだが？」「平成2年4月から客扱いじゃ！」。ちなみに車両は0系。新塗装の車両だ。
「一応知ってない人のために書くけど従来の車両は今年の3月改正で定期運用から離脱してますんで」。
写真左端：自動改札になった博多駅新幹線連絡改札 写真中央左：列車発車案内 写真中央右：「こだま」724号到着 写真右端：新下関駅の列車発車案内
博多南から通す乗客も少し入るがそれでも乗客はまばら。山陽区間の「こだま」は乗車率が全体的に低い･･･。
もっともこの「こだま」724号、6両編成なので4両編成だったらもう少し違ってたのかもしれないが。
「でも本来の青い新幹線は数年前に姿消しちゃったけどね･･･前小郡（現：新山口）から広島まで乗ったのが最後だったか」
9時12分に発車。乗客も小倉で少し減ったぐらいであまり変動なく新関門トンネルを経て新下関に到着。
新下関駅のホームにある列車案内表示は山陽新幹線が開通した当初そのままのタイプとなっている。今となっては貴重かも。
さてここで「萩・長門ブルーライナー」に乗り換える。改札を出てとりあえず時間調整。まだ列車の発車まで40分近くある。
