追跡・最後の筑豊客車 ドキュメント10.5
10月5日金曜日、天候は良好。そんな日に私は朝6時過ぎに飯塚駅のホームに到着していた。
飯塚駅のホームにはすでに10人ほどのカメラを構えたファンが集結。
この時点ではまだ留置線に停車していたが、それでもその姿をカメラに収めていた。
走行音を録音するのもいたが、目の前を通られただけで「どけ!」と手で払ったのは問題だ。
6:19 | 博多行きのDが発車すると同時に留置線の客車列車が若松方へ引き上げ |
6:23 | 推進運転で1番線に入線 |
6:26 | ドア扱い(到着して車掌がドアを開けること)、車内に入る |
ドアが開くと同時に写真を撮っていた人たちも含めて車内へ。列車は6両で、最終日の若松発着の列車の編成は次の通り。
(↑若松) 乗車車両は●印
DD51 871 | JR貨物 門司機関区 | |
オハフ50 1282 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター | |
● | オハフ50 1285 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター |
オハフ50 1288 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター | |
オハフ50 1279 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター | |
オハフ50 1287 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター | |
スハフ12 112 | 熊本鉄道事業部 熊本運輸センター |
最終日でも全車両赤い50系オンリーの編成とはいかなかったようだ。トイレの関係もあるので仕方ない。
さて、入線直後はほとんど乗客のいなかったこの列車、さすがに発車時刻が近づくにつれ一般の乗客の姿もちらほら。
6:44 | 発車 |
6:47 | 新飯塚着 ここからの乗客もあるがまだ空席あり |
7:07 | 直方着 ここでほぼ満席に |
発車してしばらくは乗客が増えるもまだまだ余裕のあったこの列車、直方から先が本格的な通勤・通学列車に変身。
7:20 | 鞍手到着。後部2両はドアが開かない。 |
この鞍手ではホーム一面に通勤・通学客がいてあふれそうな数だった。ここから立ち客が出る。
ちなみに鞍手から乗車した高校生は電化で電車化&スピードアップを喜んでいたが・・・。
7:27 | 中間到着。さらに立ち客が増え、ロング部分は人で埋まる。 |
7:35 | 折尾到着。大多数が下車並びに乗り換え。 |
中間でさらに立ち客を増やしたこの列車、折尾でほとんどが降りた。
通勤客、制服姿の高校生・・・しかし、車内にはまだ乗り続ける高校生の姿もある。若松方面にも高校はあるためだが・・・。
あと、折尾で14分停車となるため写真を撮る人の姿もあった。
7:50 | 折尾発車。 |
7:55 | 二島到着。半数の高校生が下車。 |
8:07 | 若松到着。 |
折尾以遠の高校生の目的地は半数が二島、あと半数が若松だった。
さて、若松到着後は機関車や客車の姿を写真に収める人の多かったこと・・・。
このまま引き上げまでいたかったが仕事もあるのですぐに原田に戻る必要もあって折り返しの列車で折尾に向かうことに。
写真左:客車列車から降りてきた高校生 写真右:最終日の客車列車の機関車