追跡・最後の筑豊客車 ドキュメント10.5
今度は50系客車の最終運転となる門司港発飯塚行きの2637列車を私の行動とともに追いかけてみることに。
今度は門司港からの発車となる。若松到着後、一旦筑豊線まわりで家に戻ったあと門司港へ。そして4時20分過ぎに門司港駅に到着。
写真左:門司港駅。最後の客車列車はこの駅から発車する 写真右:門司港駅にある0哩の碑
pm16:27 | 門司港駅改札入場。改札内にはすでに数十人のファンが |
早いものである。発車まではあと1時間はあるというのにもう三脚を構えて撮影の準備をしている人もいる。
この時点では50系は東側の留置線に停車中。その奥には415系のリバイバル塗装の車両も停車中。
16:49 | 東側留置線から小倉方に引き上げ、入換開始 |
16:54 | 飯塚行き2630列車の前に1番線からの発車となる宇佐行き普通列車発車 |
16:55 | 入線案内アナウンス |
16:57 | 推進運転で入線、停車位置修正のため停止→発車を繰り返す |
この入線時には100人程度のファンぐらいしかホームにはいなかった。車両は以下の通り
(↑飯塚 乗車車両は●印)
DD51 1001 | JR貨物 門司機関区 | |
スハフ12 60 | 熊本鉄道事業部 熊本運輸センター | |
オハフ50 1281 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター |
|
● | オハ50 1189 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター |
オハ50 1181 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター | |
オハフ50 1283 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター | |
オハフ50 1284 | 筑豊篠栗鉄道事業部 直方運輸センター |
最後の列車となる2630列車の先頭のDD51には門司港時点ではヘッドマーク等はなかった。
最後の日なのに門司港駅では式典などはないそうだ(若松駅では式典を行った)。
写真:最終日の機関車 この時点ではまだヘッドマークはなかったが・・・。
16:58 | 車内電灯のスイッチが入る |
16:59 | ドア扱い、乗車開始 |
ドアが開き車内に入る。一般乗客は少ないようで、この時点ではファンだけのようだ。
先頭の機関車へと向かうと、機関士がファンから花束をもらっていた。
17:11 | 列車アナウンス |
17:12 | 5番のりば停車中の快速発車、この時点で小倉方面への先発列車となる |
17:20 | 車内発車アナウンス、一般客も乗り込みこの時点ではすでに立ち客も |
17:21 | 門司港発車 |
いよいよ門司港発車。通い慣れた門司港もこれで最後となる。
写真:門司港発車時点での車内
17:26 | 小森江到着 |
17:29 | 門司到着。一般客は4番のりばから発車となる先発の荒尾行き(下関始発)に乗り換える |
門司からは女子高校生が乗り込んできた。その女子高生、乗客の多さに驚きつつも「この列車乗っておいてよかった」と。
一般客が減った分、車内は少し落ち着く。
17:32 | 下関からの荒尾行きが到着、ドア扱いした後発車 |
17:34 | 門司発車 |
17:42 | 小倉到着(5番のりば)。折尾までは直前に普通、直後に快速があるので一般客は少な目 |
17:43 | 小倉発車 |
小倉での乗客は筑豊線方面へ行く乗客か。この時点ではまだ通路までびっしり、ということはなかった。
17:45 | 西小倉到着、即発車 |
17:48 | この日で客車列車が最後というアナウンス(飯塚での証明書配布の案内も) |
17:51 | 九州工大前到着、即発車 |
17:54 | 戸畑到着、発車は17:55 |
17:58 | 枝光到着、即発車 |
18:01 | スペースワールド駅停車(1番のりば)。 |
スペースワールド駅では特急と快速待避のためしばらく停車。乗客は小倉乗車時点とほぼ変わらず。
ここの長時間停車を生かして撮影する人も多かった。
スペースワールド駅はまだできて2年ほどしか経過しておらずその新しいホームと古色同然とした客車列車との対比するのであろうか・・・。
18:02 | 特急「きらめき」3号通過 |
18:05 | 快速到着。7両編成でこちらも退勤客などで満杯だ。乗り換える乗客は少ない。 |
18:08 | スペースワールド発車 |
スペースワールドを発車すると長時間の停車駅は終点飯塚までない。混雑も激しくなる可能性もあるので車内を回る人も減る・・・かな?
(続く)