旅行記 第2段
ML山陽利用の名古屋・京都(京田辺)紀行 旅行日 2001/4/5〜7
1:初日
乗車した車両の一覧表の見方 上段:列車番号・行先・乗車区間 中段:進行方向・編成番号・所属区 下段:乗車列車全車両番号(太字色つきが乗車車両) |
「各駅停車の旅」チャットでお世話になっている方にお会いするため、この行程でこの旅行を計画しました。
しかし、行程が決定したのは出発の2日前。こんなんで大丈夫だろうか・・・。
南福岡出発
この日の午前中は仕事。その仕事の関係上、仕事先の最寄り駅である南福岡からこの旅行は始まった。
2階にある改札できっぷに判を―――といいたいところだが、この日の朝に博多駅にある銀行のATMに行く(朝7時に入金する)用事があり、その往復にも18きっぷを使ったのでここではチェックだけ。
改札の上にある発車案内で快速列車を確認し、3番ホームへ。この日の快速の編成は次の通り。
快速4340M 小倉行き 乗車区間:南福岡→小倉 (小倉→) Pm103編成(南福岡電車区) クハ811-103+サハ811-103+モハ811-103+クモハ811-103 |
南福岡で乗車した時点では座れなかったが、次の博多で乗客が入れ替わったのでここで座れた。
博多からは少し立ち客があるという程度。香椎で立ち客が減り、駅毎に降車客があって車内は混雑が緩和。
筑前新宮と八幡では特急に追い越されるため長時間停車。そのためこの区間の快速は今回のダイヤ改正からスピードダウンとなった(必ず1度は特急に追い越されるため)。
赤間を過ぎたところで車内改札があり、切符をチェック。18きっぷははんこを押さずに見るだけ。
折尾からは北九州市内での区間客が多く乗車。そのためまた乗客が増えた。
小倉乗換え
小倉到着。ここで終点となるため下関方面へは乗換となる。8番のりばに到着したため、階段を上がって4番のりばに移動。
ここから下関行き普通に乗車。
普通5566M 下関行き 乗車区間:小倉→下関 (下関→) Fo2編成(大分運輸センター) クハ411-324+モハ414-12+モハ415-12+クハ411-323 |
415系のオリジナル車の4連だ。シートモケットが新しいタイプに変更されている。
しかし、乗り込んだのが発車2分前ということもあって座ることはできなかった。
門司に到着しても乗客が減る様子がなく、小倉で乗っていた乗客のほとんどが本州方面へ直通するようだ。
門司では交直切り替えがあるため、一旦電気が消えるが、ほとんどの乗客があわてることもなかった。
関門トンネルをくぐると本州。下関の車両基地を過ぎて、下関駅に到着。
下関駅では横に連絡列車があったが、115系550番台(2両固定のトイレ無し)だったので1本遅らせることに。
下関駅では一旦改札を出ることに。駅改札外のそば屋で「ふく天そば」400円を食べる。
この「ふく天そば」は1日50食の限定で、売り切れる日もある(どうも限定はその後外された模様・・・)。
ちなみに「ふく」とは一般には「ふぐ(河豚)」のことで、下関の近辺ではこう呼ばれている。
肝心の味は九州風のスープであっさりしており、ふく天も以外と身が大きかった。
本州移動開始!
ホームに戻ると山陰線の小串行きが発車時刻を待っていた。キハ28・58の2両とキハ48の2両の4両編成だ。
もしこの列車に乗るのだったら、迷わず私はキハ28・58の方に乗っていたかな?
その小串行きが発車した後、広島からの列車が到着。折り返し、岩国行きとなる。車両はニュータイプの115系だ(通称N40改造)。
普通574M 岩国行き 乗車区間:下関→岩国 (岩国→) L02編成(広島運転所) クハ115-2002+モハ114-2004+モハ115-2004+クハ115-2105 |
10分ほど前に宇部新川行きがあったせいか、車内は極端に混んでいなかったものの、それでもやはり時間的に立ち客が出ていた。
しかしその立ち客も宇部あたりまでにほぼ解消し、小郡・徳山でも乗客が入れ替わっただけで混雑はしなかった。
柳井から先は特に閑散とし、シートを転換させてボックスを作れるほど乗客が少なくなってた。
写真:115系リニューアル車 車内
その間、6日に京田辺で合流するすいひのおやじさんからメールが届く。彼もこの日、山陽地方を旅行していたそうだ。
岩国に到着。リニューアル車は次はどこ行きになるのかな?と思ったが幕(LEDだけどね)は「回送」だった。引き上げるのだろうか。
聞いてないよぉ〜
今度は103系の広行きに乗り換え。車内は6割ぐらいの乗車率か。
「乗ってはいけない!?普通列車」というコンテンツを作っている管理人がなんでこんな列車に乗るのか?と言われそうですが広島での余裕を作るためやむを得ず乗車したということですのでご容赦下さい(今はそのコンテンツありません)。
普通688M 広(呉線)行き 乗車区間:岩国→西広島 (広→) E02編成(広島運転所) クハ103-146+モハ102-379+モハ103-224+クハ103-147 |
岩国まで乗っていた115系のリニューアル車とは乗り心地は雲泥の差。トイレもないので、長距離には向かない。
さて、乗客は前空でなぜか増えてきた。どうして?と思ったのもつかの間。近くに中国電力の研修所があり、中国電力関係者と判明。
会社帰りか、結構リラックスしている。五日市から先は立ち客が出るほどで、逆方向の列車にしてはまずまず(といっても広島からはラッシュ方向になるが)。
広電・カープ・お好み焼き
西広島で降りる。ここからは広電の西広島・己斐電停へ向かい広電の路面電車で中心部・八丁堀に向かうことに。
1本宇品行きをやり過ごしたあと、宮島からの広島駅前行きに乗車。
グリーンムーバー(超低床車・5連接車体)か、と思って期待していたが、やってきたのは「ぐりーんライナー」3900系(3連接車)。
ちなみにグリーンムーバーはこんな車両。ヨーロッパ風の低床車です。
広島電鉄 宮島直通 広島駅前行き 乗車区間:己斐(西広島)→八丁堀 (広島駅前→) 3906B+3906C+3906A |
とにかく乗車し、中心部へ。己斐の時点では乗客は少なかったものの、紙屋町でコンサート帰りの乗客が多数乗車。一気に大混雑に。
八丁堀で降りるときには人をかき分けたほどだ。
なぜ八丁堀で降りるのか、といえば広島名物の「お好み焼き」を食べるためだ。今回はパルコ裏の店に入ることに。
ビール中瓶1本とお好み焼きの肉玉そば入りを注文し、焼き上がりを待つ。テレビでは広島−阪神戦が中継されている。
それを店の中にいたお客さんのほとんどが見ていた。広島は反撃のチャンスだったが、9回裏で反撃が遅すぎたようだ。落胆ムードが漂っていた。注文したお好み焼きが焼き上がり、それを食べることに。やはり広島のお好み焼きはおいしい。
広島電鉄 1番系統 広島駅前行き 乗車区間:胡町→広島駅前 (広島駅前→) 3951B+3951C+3951A |
食後、胡町から広島駅前まで電車に乗り込む。今度も連接車が見えた。しかもグリーンムーバー塗装。
ひょっとして!?と期待させたがやってきたのは3950系グリーンライナー。塗装同じだから迷うよなぁ。
ちなみにこの列車、直通列車ではなく宇品から紙屋町経由でやってきた1番系統だ。そのせいか、あまり混んでいなかった。
的場町を過ぎると車掌が車内を巡回。そして戻ってくると程なくして広島駅前に到着。
マンガ喫茶入店拒否
広島駅前では時間つぶしにマンガ喫茶に入ろうと思ったが、現住所の記載された身分証明書が必要とのこと。
免許証は持っていたが、引っ越す前の住所だったので入店を拒否された。
だいたいマンガ喫茶の入店拒否はおかしいのだが(会員制でもビジター料金を設けるとかすればいいのに・・・)。
時間が余りすぎ。そこで適当な場所まで行って折り返すことに。本数の多い宮島口方面の列車に乗ることに。
しかし発車時刻までは20分ほどある。とにかく座ることは考えないで適当に列車を待つ。そしてやってきた列車は次の通り。
普通589M 柳井行き 乗車区間 広島→新井口 (←柳井) L04編成(広島運転所) クハ115-2004+モハ114-2005+モハ115-2005+クハ115-2103 |
しかしどこまで(五日市までの間で)いこうかと考えている間に、携帯のメールをチェックしてみるとふれあくさんからメールが入っていた。
仕事で来れないとのこと。その返信を利用してチャットに参加できなかったので(理由はマンガ喫茶のところ)している(はず)のたかえむさんに連絡を取ってほしい旨のメールを返信(内容は名古屋の集合場所の確認のため)。返信後すぐに連絡があり「名古屋駅のホームに迎えに伺います」。
新井口でメールを送っていると携帯電話の電池切れに。広島へ戻ることに。
普通698M 広(呉線)行き 乗車区間:新井口→広島 (広→) B11編成(広島運転所) クハ103-207+モハ102-464+モハ103-308+クハ103-204 |
広島方面への上り最終ということもあって、そう乗客は多くなかった。中にはスペースワールドの袋を持った女子中学生(か高校生)の姿も。
18きっぷ利用だろうか?
広島到着。今度はムーンライト山陽のホームへ。
指定券は事前に(といっても当日だが)押さえておいたのだが、自由席の行列はほとんどなし・・・。