駅名

駅名(看板写真)

由来

管理人コメント

橋本

はしもと

Hashimoto

昔、橋本に「紅葉八幡宮」というのがあり、それにちなんで橋本車両基地の周辺にはモミジの木が植えられてる。シンボルマークはこの地から望む飯盛山にモミジを組み合わせてデザインしたもの。

この駅の近辺は外環状道路の関係か郊外型の店舗や飲食店が目立つ。また近くには壱岐団地という大型の団地もあり周辺人口は結構ある。ちなみにこの橋本駅だけが西区に属する。

次郎丸

じろうまる

Jiromaru

次郎丸駅から南へ向かう道路を走っていると室見川が現れるが、次郎丸駅のシンボルマークはその室見川の上流に生息するホタルをデザインしたもの。美しい川にホ〜タルこい、地域の人々のそんな願いが込められている。

ここも外環状線道路沿い。ただ脇山街道との交差部分にあるため昔から多少は発展していた。ちなみに地下鉄が室見川の下をくぐるのは橋本を出てすぐ。ここから野芥までは早良区となる。

賀茂

かも

Kamo

金屑川に住むナマズが夢に現れて「ナマズを大切にしなさい、そして川を綺麗に保ちなさい」。そのお告げを守った人々は飢饉から救われたといいます。そんな賀茂駅のシンボルマークは地名の由来である賀茂神社に古くから伝わるナマズ伝説をもとにしたもの。

外環状線沿いだがこの近辺は完全な住宅地。福岡歯科大もこの駅が最寄になる。あと余談だがこの賀茂駅から南、田隈方面に歩いていくと有名なラーメン屋があり、土休日の昼過ぎに店の前を通ると行列ができてることもしばしば・・・。

野芥

のけ

Noke

野芥は早良平野のほぼ真ん中にあり、昔は福岡の穀倉地帯と呼ばれていた。ここに「椿水路」と呼ばれる用水路がある。野芥駅のシンボルマークはこの椿水路にちなみ、流れの中にある椿の花をデザインしたもの。

外環状道路と早良街道(国道263号線)との交差地点にある。早良街道の渋滞(特に南行き)は慢性化しているが・・・。現在では周辺が住宅化されたので穀倉地帯の面影を偲ぶのも困難になったか。

梅林

うめばやし

Umebayashi

梅林駅のシンボルマークは地名にちなんで木に咲く梅の花とつぼみでシンプルにデザインされたもの。

ここは完全な住宅地。この駅も外環状道路沿いにあるのだがこの近辺の外環状道路の開通が比較的新しいため駅近辺はまだ店などが少ない状態。これから発展すると思うが・・・。ここから別府までが城南区だが筑肥線博多〜姪浜間廃止以後城南区には久々の鉄道路線となる。

福大前

ふくだいまえ

Fukudai-mae

福岡大学の創立当初から応援歌として愛唱される「七隈トンビ」。福大前駅のシンボルマークはその応援歌にちなみトンビに学生帽をあしらってデザインされた。

ここで外環状線を離れる。福岡大学の正門の前に駅が誕生。もっとも地下鉄開通のため福岡大学は正門を東側(バスターミナルの方)から移転させた、とか・・・。ちなみに福岡大学は西日本有数のマンモス大学、学生数も多く周辺は学生向けのアパートや店などが多数。

七隈

ななくま

Nanakuma

たくさんの荷物を載せ、太宰府へ向かう力車。それは「七車(ななぐるま)」と呼ばれ、かつてこの地を多く行き交っていた。そんな七隈駅のシンボルマークは七車をモチーフに七つの車を幾何学的に配置してデザインされたもの。

福大前同様、学生が多く集まるこのエリア。学生向けのアパートやマンションも多いのだがこのあたりだと一般の住宅も多い。またこの駅の上で地下鉄と交差する福大通りは交通量が多く渋滞も激しい。なお、進路は福大前のあたりから北へと変わっている。

金山

かなやま

Kanayama

金山駅のシンボルマークは「金」の字をシンボル化した三角形に希望を表す虹を重ねてデザインされたもの。虹のアーチは「金山」の丘陵地のイメージでもある。

駅の東側の丘陵地に広がる金山団地を中心にしたエリアで人口も多い。そのためか駅の近辺にはスーパーが2軒。また七隈駅との間の道路も商店街となっている(アーケードとかになっているわけではないが)。

茶山

ちゃやま

Chayama

かつてこの地には茶畑が続いていた。そんな茶山駅のシンボルマークはお茶の生産地だったこの地にちなんで、お茶の新芽をモチーフにデザインされたもの。

今ではそんな茶畑の面影すらない地域で完全な住宅地となってしまった茶山近辺。駅の西側に城南体育館がある。

別府

べふ

Befu

旧筑肥線を跨いでいた別府橋通り(国道202号)別府大橋跨線橋。別府駅のシンボルマークはその別府大橋と空に浮かぶ真っ白な空を組み合わせ、別府駅の頭文字であるひらがなの「べ」の文字をモチーフにしてデザインされたもの。

ここから進路を再び東に変える。この別府駅の近辺には中村学園大学や系列の高校がありここも多数の学生で賑わう。また別府駅の上を走る別府橋通りは車の数も多い。

六本松

ろっぽんまつ

Ropponmatsu

古くから交通の拠点として賑わっていた六本松、人々は自由に枝葉を伸ばす松の木を目印に東へ西へ。そんな六本松駅のシンボルマークは地名にちなんで緑豊かな松の木をモチーフにしてデザインされたもの。

現在でも城南線・国体通り・別府橋通り・油山観光道路の主要道路が交わる交通の要衝六本松。ここには九州大学の教養学部があるため学生の街でもある。ここから地下鉄は城南線に沿って走ることになる。またここから天神南までは中央区、都心部に入ってきたという実感も出る。

桜坂

さくらざか

Sakurazaka

桜坂駅のシンボルマークは、地名と今も南公園(動物園や植物園のあたり)など周辺に多く咲く桜をモチーフとしてデザインされたもの。桜の花が咲き誇り、風に舞う様子を動きのあるデザインで表現したもの。

この桜坂の近辺は意外と坂が多い地域。桜坂から小笹へと向かう道路はかなりの急勾配になっているがこのあたりにも桜の木が。この桜坂近辺は古くからの住宅地となっている。

薬院大通

やくいんおおどおり

Yakuin-odori

暖かい日差しに包まれて浄水通りを行く子供たち。坂の上に待つのは大好きな動物たちと花々。薬院大通り駅のシンボルマークはその浄水どおりの坂を上った場所にある動物園・植物園のゾウと花をモチーフにデザインされたもの。

薬院大通駅から斜めに分岐する浄水通りは福岡で最初にできた浄水場にちなんで名付けられた通りの名前。駅近辺はビジネス街だが浄水通り沿いはどちらかといえば高級住宅街の印象がある。なお、次の薬院までは歩いてもわずかの距離。

薬院

やくいん

Yakuin

薬院の地名の由来は薬草園があり施薬院が建っていたことから付いたもの。人々は山井を治したいとこの地を訪れ、煎じた薬を抱え帰途についたのだろう。薬院駅のシンボルマークは薬をつくる際の乳鉢と乳棒を組み合わせたデザインとなっている。

西鉄天神大牟田線との接続駅でもある薬院、昔は市内電車と急行電車(大牟田線のこと、福岡の年寄りは今でも急行電車と言う人が多い)が平面交差していることで有名だったが現在では高架と地下で交差している。西鉄の特急がこの駅に停車するようになってから周辺はビジネス街となりつつある。

渡辺通

わたなべどおり

Watanabe-dori

この地に路面電車が走ったのは明治44年のこと。この路面電車の設立に貢献した人物を称え名付けられた「渡辺通」。その渡辺通駅のシンボルマークは、地下鉄ができる前長い間市民の足として親しまれていたチンチン電車をモチーフにデザインされたもの。

渡辺通り・日赤通り・城南線・住吉通りと4つの道路が交わる渡辺通駅上の交差点。周辺は九州電力の本社があるなど完全にビジネス街だ。渡辺通駅手前から急カーブで進路を北に変える。また、薬院駅からこの渡辺通駅もかなり近く歩いても数分の距離だ。

天神南

てんじんみなみ

Tenjin-minami

「天神さまの細道じゃ〜」と歌う子供たち。そのそばには梅の花が咲き誇り、幼子たちの姿を見守っています。その天神南駅のシンボルマークは「とおりゃんせ」で遊ぶ子供たちのかわいらしい姿をデザインにモチーフされたもの。

渡辺通4丁目交差点から国体通りに入ったところにある天神南駅、到着直前に急カーブがある。天神南駅は三越・大丸といったデパートが近くにありさらに天神地下街とも直結している商業地で休みの日となるとしない郊外はおろか九州各地から買い物客が集まるエリア。ちなみに空港線の天神駅までは天神地下街を経由して徒歩で約8分ぐらいかかる。

参考文献:【地下鉄七隈線】16stations 福岡市交通局発行冊子(無料配布)

駅看板撮影データ 

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