旅行記 第8段
「お年玉 九州乗り放題きっぷ」での九州1周
実施日 2001.12.31-2002.1.2
3 西九州デルタ路線へ
14時20分過ぎに家を出る。今度は長崎方面へと向かうことに。
鳥栖までは原田14:27発の快速で。5両編成の快速はちょうどいい乗車率だ(編成表はこちらから)。
10分ほどで鳥栖に到着。同じホームで今度は佐世保行き特急「みどり」15号に乗り換える。
「みどり」15号は途中早岐までハウステンボス行きの「ハウステンボス」15号を併結(編成表はこちらから)。
この列車の空席情報を朝方博多駅で尋ねたが、両列車ともグリーンは満席。「みどり」の普通車指定があったのでそこを確保する。
14時45分に鳥栖を発車。車内はほぼ満席。泊まりがけでどこか遊び行く人たちだろうか。
快適な車内のせいか、すぐうとうと・・・早岐までほぼ意識がない(?)状態でいた(と思う)。
早岐でハウステンボス行きとの分割。その作業は自動連結器を使うので至って簡単。終わったと思ったらすぐに佐世保行きは発車合図。
あわてて最寄りのドアから乗車。ちなみに、それまでは7(11)号車が先頭だったが早岐で進行方向が変わり14号車が先頭になる。
進行方向が逆になるが、佐世保まではわずか10分ほどなのでシートを回転させる人は少ない。
佐世保到着。前来たときは中途半端な高架化だったが今回は完全に高架が完成。地上ホームは閉鎖されていた。
駅施設もすでに新しい駅に入っており、以前の施設はシャッターが降ろされたままだ。
写真左:今はもう使っていない地上の佐世保駅ホーム。今でも列車が来そうな雰囲気ですが・・・。
写真中央:新装された高架ホームに停車中の783系ハイパーサルーン。1時間前に到着した13号の折り返し編成。
写真右:「みどり」15号の編成と次に乗車する「シーボルト」の車両
さて、新装となった佐世保駅を観察して再びホームへ。今度は長崎行き特急「シーボルト」3号に乗り込む。
両側の先頭車がパノラマタイプの気動車で、デビュー当初は門司港〜佐世保間の「オランダ村特急」に使われた車両。
その後、「ゆふいんの森」に転用されたあとこの列車に里帰りみたいな格好で戻ってきたという車両だ。
なお、1編成4両(編成表はこちらから)しかないので検査などの時は違う車両が使われる。
写真左:特急「シーボルト」用の183系(1000番台)気動車 写真右:「シーボルト」ロゴマーク
車内に入って指定された席に座る。座ったあと先頭部の展望部へ行くとすでに先客で満席。
この車両、前面展望の良さがウリということもありそれを狙った人がそこを占拠しているということか。
まぁそこに座らなくても車内モニターで前面映像は楽しめるわけですが・・・。
16時37分佐世保発車。佐世保時点で意外に席は埋まっていた。途中のハウステンボスからほぼ満席に。正月から遊びに出かけたのか。
早岐から大村線に入っているが大村線は大村湾の海岸線沿いに走る区間が多いので景色は抜群。
ちょうど日没時だ。大村湾に沈む夕日が車窓に彩りを添える。
諫早到着。指定券はここまでなのでここで降りることに。すでに日は落ち、夜の風景に。
次の列車まで時間があるので駅前のスーパーで時間つぶし。ちょうど古本フェアをやっており、時間つぶしには最適だ。
中古雑誌を1冊仕入れ再び駅へ。
写真左:諫早駅舎夜景 写真中央:キハ66・67系シーサイドライナー 写真右:885系かもめ
12月23日に全国高校駅伝が行われたが、女子の優勝が諫早高校だったのでそれを祝う看板が駅に掲げられていた(男子も上位入賞)。
早めにホームに入る。というのは、シーサイドライナーを写真に収めたい、という単純なことだが・・・。
やってきた快速はキハ47一般車とキハ66・67シーサイドライナー塗装の4両編成。噂に聞いていたが、ここにいたとは・・・。
さてその快速はしばらく停車。暖房も効いていて車内もさほど混んでいないので中に入る。
そしてしばらくして白い車体の885系が到着。これがかもめ38号だ。真っ白な車体はインパクト大。車内も今までにはない斬新なものだ。
どういう訳かこの列車のグリーンは確保できたのでグリーン車に。すでに先客が多数いて、ほぼ満席に。普通車はまだ余裕があるようだが。
6両編成で、いつもとは違い4号車までが指定に。自由席までは見てないがかなりの混雑だっただろうか(編成表はこちらから)。
さて、グリーン車にのったはいいが椅子が壊れているのか、リクライニングがすぐ戻る。特殊な操作なので取り扱いがしづらいのは確かだが。
私がいた席だけではなく、他の席でも何となく操作がおかしい感じがしたが・・・。
さて、この列車は振り子制御方式の電車で、乗り物に乗るのが弱い人にはつらいらしく稀に気分を悪くする人もいる。
2号車に乗っていた子供が気分を悪くしてしまったらしい。車掌や車内販売員がその対応に追われる。
そうこうしているうちに鳥栖到着。今度は普通に乗り換えて家に戻る。が、10分ほどホームで待機。
やってきたのは811・813系の7両編成とかなりの輸送力だが車内は閑散としている(編成表はこちらから)。
転換クロスを倒しボックス状態にして原田へ。途中追い越しを受けることなく戻れた。
この日原田駅の改札を出るのは2回目。この時、20時30分ちょっと前だ。
次に改札に入るのは0時前だ。家に戻り風呂入ってチャットの様子見て出かけることにしよう。