北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行
5日目:9月2日(月) その1
12:寒暖の差が激しい道東周遊
網走到着。この日は晴れ。到着時点では過ごしやすい気候だったが、それでも駅前のコンビニのトイレには暖房が入っていた。
「網走感動朝市」というのがあるらしく、そこでスタンプがもらえるとのことなので行ってみることに・・・しかしバスがないのでタクシーのお世話に。
10分ほどで到着。ちょうど漁港といったような場所に朝市はあった。しかし早朝にも関わらず多数の来客が。
しかもこの日は月曜日。夏休みも終わった時期なので結構な人手だ。
入ってすぐのところでほっけの焼き魚や鮭のちゃんちゃん焼きを売っていた。ごはんとかにの味噌汁もあり、ちょうどいい朝食に。
写真:この日の朝食。これで500円(御飯と味噌汁が300円、焼き魚とちゃんちゃん焼きがそれぞれ100円)
朝食後、中の物産店をぶらつく。海産物が豊富なこと・・・オホーツク海沿岸有数の港町なので当然か!?
家へのおみやげを買い、帰りのバスがあるとのことなのでそれを待つ。
バスが来た。乗り込もうとするとホテルの場所を聞かれた。実はこのバス、宿泊客対象に運行しているらしいが空席もあるので乗せてもらうことに。
駅に到着。しかしまだ10時過ぎに発車する釧路行きには時間がある。網走監獄へ行こうと思ったがバスがない。
地図を見て考えた・・・監獄じゃなくて刑務所なら近いからいけそうだ。よし、刑務所に収監されに行こう。
写真左:刑務所最寄りのバス停 写真右:この橋を渡ると刑務所。別名「自由へのかけはし」だったりして!?
バスに乗ること数分、刑務所前のバス停で降りる。すぐ前に川があり、川の向こうには刑務所の壁が・・・。
恐る恐る中に入ってみる。どうやら中には刑務所製品の販売店があり、そこまでは観光客も入れるようだ。
刑務所の外回りを見て、販売店でおみやげ買ってまた駅に戻る。
写真左:網走刑務所の門 写真中央:網走刑務所の建物 写真右:網走駅
駅に戻ってもまだ時間はあった、というか、札幌行き「オホーツク」4号の改札中でもあった。
釧路行き快速「しれとこ」の改札は10分前から。結構待ったような・・・改札を受け、階段を上がって2番のりば停車中の列車に。
釧網本線の列車は1両編成が多い・・・この列車も快速にも関わらず1両(編成表はこちらから)。
写真左:快速「しれとこ」 幕は普通表記ですが・・・。 写真右:その車内
車内は特急列車から転用したリクライニングシートが並ぶが、中央から前側は逆方向となる。窓の兼ね合いもあるのでいい場所は少ない。
さて列車は網走市内の数駅を通過、そしてオホーツク海沿いに走る。この日は海は穏やかのようだ。
写真左端:オホーツク海(北浜近辺だったかなぁ・・・) その他写真3枚:原生花園風景
原生花園という草原地帯を抜け、知床斜里を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなった。
その後しばらく寝ていて気付かなかったが、気付いたときには車内に暖房が入っていた・・・霧雨程度の雨も降り出した。
釧路に近づいても空はぐずついたまま。釧路湿原もかすみ気味・・・。
3時間ほどかけて釧路に到着。昼を過ぎたのでとりあえずは食事。荷物をロッカーに預け、駅で自転車を借りる。
そして駅近くにある和商市場に向かう。そこの市場では、御飯を買ってあとは適当な店で刺身などを乗せる「勝手丼」というのが有名。
適当な店で御飯を買って、市場内をぶらつく。そして適当に乗せていったら・・・。
写真左:和商市場外観 写真中央:和商市場内部。ちょっとしたフリースペースがある 写真右:勝手丼(あくまで私の組み合わせ)
右の写真の通り、結構豪勢などんぶりになってしまった・・・結構店の人も勧めてくるからついつい。
もちろん、あまり入れたくなければ安く上がるので値段も自由自在。御飯の量もいろんなサイズがあるのでお腹とお金の状況次第で。
写真左:ぬさまい橋。4ヶ所に春夏秋冬のイメージの彫刻があった程度 写真右:釧路といえば・・・この政治家。顔写真があったらなお良し!?
さて、食後はぬさまい橋の方向へ。霧雨とはいえ、雨が降っているので走りづらい・・・とにかく橋に到着。特に感動するものでもない。
雨に濡れたので近くにあったMOOバスターミナルに避難。ここは物産観光館みたいな感じの場所で、土産物売り場がある。
また、釧路湾内の遊覧船ののりばもある。ちょっとした釧路の観光拠点のようだ。
しばらく休んだあと再び釧路駅に戻る。自転車を戻し、今度は札幌行き「スーパーおおぞら」10号の乗客に。
ん、そのまま札幌帰るのももったいない・・・帯広寄ってみよう。いつもは通過ばっかしだし、1時間ぐらい滞在してみよう。