北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行

 

5日目:9月2日(月) その2

13:帯広へ寄り道、そして再び釧路へ

 「スーパーおおぞら」10号は改札の目の前の1番のりばからの発車。9両編成だが、乗客はそれなりか(編成表はこちらから)。

釧路駅 スーパーおおぞら10号 283系グリーン車車内
写真左:釧路駅。この日は霧でかすみ気味・・・ 写真中央:スーパーおおぞら10号 写真右:グリーン車車内

 グリーン車の車内に入るとツィンクルレディが2人、車内販売担当のレディが別にいたので何かな・・・と思いきやグリーン担当のうち1人は新人。
 どうやら実践研修のようだ。発車してすぐ自己紹介があったのだが、少し緊張気味だったし・・・。
 ちなみに「スーパーおおぞら」の場合、ツィンクルレディは2人乗務。1人がグリーン車担当、1人が車内販売担当のようだ。

 さてまだ霧でかすむ釧路を発車。釧路を出てしばらくは霧で視界が悪い。海も荒れ気味のようだ。
 が、池田に近づくにつれて霧も晴れ、空も晴れてきて、釧路とは全く違う気候になったようだ。

 帯広到着。到着した時点ではまだ空は明るかった。気温も真昼の釧路より高いようだ。真新しい高架駅で、改札は上下別となっている。
 そんな駅前を出て少し街歩きしてみることに。帯広は十勝地方の中心都市なので都会的。

帯広駅 帯広駅改札 (参考)宮崎駅改札
写真左:帯広駅 写真中央:帯広駅改札、ホーム別となっている 写真右:(参考)宮崎駅改札、こちらもホーム別

 さて、時間も夜の6時を過ぎたので夕食に。豚丼が名物だが「車内販売でも売っていたよなぁ」。しかしこれが裏目に・・・。
 とりあえず、たれだけはおみやげで買ったので帰ってからでも味わえる(肉は焼くだけ?)。

 宮崎駅同様、ホーム別となっている改札を通りホームへ。すでに「スーパーとかち」12号となる車両は到着していた。
 すぐ横のホームには池田行きの普通列車があり、すでに満席の状況。夕方で帰宅ラッシュにもかかっている。
 乗車する「スーパーとかち」12号は5両編成。グリーン車は2号車だ(編成表はこちらから)。

スーパーとかち12号 スーパーとかち ヘッドマーク
写真左:スーパーとかち 写真右:スーパーとかちヘッドマーク

 さて車内はさほど混雑した状況ではない。帯広始発なので観光客も少なく、むしろ帯広で一仕事して帰るビジネスマンの方が多いか(平日だし)。
 さて、車内販売のアナウンスがあったので豚丼を買おうと待っていたがなかなか来ない。1号車から回っているはずだが、時間かかっている。
 やっと来たようだ。しかしお目当ての品は売り切れ・・・幕の内弁当とサンドウィッチしかないとか。そこでサンドウィッチを頼むことに・・・。
 しかし上り「スーパーとかち」で販売されているサンドウィッチ、ホテルノースランド帯広(JR北海道系のホテル)謹製でなかなかのもの。
 販売価格は他の列車よりも100円ほど高いが、十勝地方の野菜などが具材として使われているのでおすすめ。

 さて列車は新得を過ぎ、石勝線の区間に入るが帯広発車時点から暗闇の中なので景色は悪い・・・というか、見えない。
 もう寝るしかないようだ・・・Zzz。

 札幌到着。稚内行こうと思ったが帯広で聞いたら「利尻」寝台は満席とのこと。どうするか・・・と考えたが結局釧路に戻って湿原見学に変更。
 「まりも」寝台はあったのでそれを確保。しばらく待合室(というか、ベンチだけの場所)で待ってしばらくして改札へ。
 この日の「まりも」、あまり乗客は多くなさそう・・・自由席もさほど並んでいる感じではない。

まりも
写真:まりも

 この日の「まりも」は6両編成だが、増結1号車は回送とのこと(編成表はこちらから)。単なる通路扱いのようだ。
 指定された場所は3両目の位置になる2号車の下段寝台。寝台は2両あるせいか、上段はほとんどがら空き。前日の「オホーツク」とは雲泥の差。
 札幌23:00発車。稚内行き「利尻」と併走するが速度制限など諸々で向こうが先に行ったようだ・・・。

 寝台車は新札幌発車後に放送がカットされる。しかし音が漏れて放送が聞こえるが、しばらくすると眠りについてしまう・・・。
 次の朝には再び釧路。市内は前日見たし、今度は湿原見学で帰るかな・・・。

 

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