北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行

 

6日目:9月3日(火) その1

14:釧路湿原、そして札幌・小樽へ〜

 釧路到着。朝の釧路は結構冷え込む。ここで釧網本線の始発列車である網走行きに乗り換えとなる。
 車両シールを見るとなぜか花咲線のマークが・・・花咲線用の車両のようだ。ちなみに1両(編成表はこちらから)。

快速「はなさき」 花咲線マーク
写真左:ちょうど横のホームにいた根室行き快速「はなさき」。これと同じ車両。 写真右:花咲線の車両側面に貼られているステッカー 

 車内は前日にも乗った快速「しれとこ」と同じ。乗客は意外に少なめ。10分ほどで釧路湿原に到着。ここから歩いて細岡展望台を目指す。
 荷物は置いていってもよかったが、適当な場所がないので持っていくことに・・・置いておいても安全ならいいのだが。

展望台への案内看板(駅) 細岡展望台 細岡展望台案内図
写真左:駅にあった細岡展望台への案内図 写真中央・右:細岡展望台

 しばらく山道を歩き、そして舗装された道路を標識に従って歩いていくと展望台がある。そこからしばしの間釧路湿原の景色を楽しむ。
 さすがに疲れたが(それでもこんぴらさんの石段よりは楽)、展望台に着くとさすがに疲れも吹っ飛ぶ。

展望台からの風景 その1 展望台からの風景 その2 展望台からの風景 その3
湿原からの風景 その4 湿原からの風景 その5 湿原からの風景 その6
写真:6点とも細岡展望台からの風景です。場所の説明すると別にスペースがいるので省略・・・。

 さて、展望台から雄大な釧路湿原の風景を楽しんだあとは来た道を戻って駅へ。
 すぐ折り返す人はいないのか(って、行きの列車で降りた客自体少なかったし)、まだ駅は閑散としている。

釧路湿原駅 釧路行き到着
写真左:釧路湿原駅駅舎 写真右:釧路行き到着

 さてしばらくすると釧路行きが到着。これが始発列車とか。通学時間にはまだ早いのか1両でも乗客は少ない(編成表はこちらから)。
 途中の駅でもあまり乗降はなく、ラッシュを感じないまま釧路到着。

 さて、帰りはすぐ発車となる「スーパーおおぞら」2号で帰ろうと思ったらグリーンは満席。1時間後の4号には空席があったので待つことに。
 朝のニュースを待合室で見つつ列車を待つ。8時過ぎると通勤・通学ラッシュで混み始める。
 8時10分頃に改札に入り、車内へ。この日の「スーパーおおぞら」4号は9両編成(編成表はこちらから)。

スーパーおおぞら4号 修学旅行団体
写真:スーパーおおぞら4号 写真右:釧路で乗り込んできた修学旅行の団体

 改札入る前から小学生の団体がいたのが少し気になっていた。どの列車?と思いきやどうやら同じ列車のようだ。
 あと、どこから入ってきたのだか中学生か高校生の制服軍団もやってきた。このあたりの団体は4号車から6号車に収まったようだ。
 他の車両はまださほどの混雑ではない。帯広で埋まる可能性もあるが・・・。

 朝食は車内で食べることに。念のため帯広積み込みがあるか聞いてみたがないとの答え。車内販売の弁当で朝食。
 朝食後は眠くなってくる・・・停車駅も少ないし、修学旅行生も紛れ込んでこないみたいなので静か(先生が止めているのかな?)。

 この「スーパーおおぞら」4号、正規の停車駅が池田・帯広・新得・南千歳・新札幌と極端に少ない速達タイプ。
 だが、この日は修学旅行生の兼ね合いで千歳に臨時停車。そのため少し遅れての札幌到着となった。時間はちょうど昼過ぎ。

札幌駅(未竣工) 高速「おたる」号
写真左:札幌駅。来年5月に本格オープンとなる新しい南口駅舎。 写真右:小樽行き高速バス

 駅すぐ横、バスセンターのビルの食堂街で昼食を食べ、小樽へ向かう。ここでは高速バスでの移動に。
 札幌から小樽まではJRと北海道中央バスの2社で100往復以上もの便がある。
 北海道フリーきっぷで乗れるのはJR便だけなので実質半数以下しか使うことができないのが欠点だが・・・。

 さて、のりばに到着して程なく北大経由の小樽行きが到着した(使用車両はこちらから)。円山経由もあるが、所要時間ではこちらの方が早い。
 札幌駅前から乗り込んだのは10人程度。そのあと北大など、札幌駅の北側のエリアの主要停留所でも乗客を拾う。
 札幌北ICから高速道路に入る。ここから高速にはいるため所要時間が早いのだ。
 高速道のバスストップでも乗降があり、小樽ICを降りて市内へ。市内各停留所での降車客も多い。駅から離れている停留所が多いようだ。
 そして終点の小樽駅前に到着。チェックインの時間にはまだ余裕があったので駅でしばらく待機。

 15時チェックインになっていたので時間が近づいたところでホテルへ。歩いて5分程度と場所はいい。
 商店街のアーケードが見えたところでホテルの入口が見える。結構豪華なホテルだ・・・。

オーセントホテル(絵葉書) 宿泊ホテル 部屋内部
写真左:宿泊先ホテル外観(ホテルの部屋においてあった絵葉書より) 写真右:部屋の内部

 チェックイン。クーポンを提出し、いろいろ説明を受ける。シングルで予約していたのだが、都合でツインに変わるとのこと。ラッキー!?
 荷物は係(女性だったのでベルガールかな?)が部屋まで運ぶとか。いつもは自分で鍵も受け取って荷物も持って行くだけにびっくり。
 部屋は7階。エレベーターで上がって部屋に到着。そこでもまた説明を受ける。係が帰ってひとまずシャワーを浴びる。
 さっぱりしたところで着替えて、ふたたび街中へ。小樽築港か、それとも札幌か―――。

 

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