北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行

 

6日目:9月3日(火) その2/7日目 9月4日(水) その1

15:小移動 小樽〜札幌

 ホテルを出て、まず小樽築港へ。小樽築港は快速・普通全列車が停車するので先発列車に乗車。
 快速「エアポート」は発車直後だったが、すぐあとに「いしかりライナー」があったのでそれに乗車。731系3両編成だ(編成表はこちらから)。
 3ドアデッキなしロングシート車で、乗車率もさほどでもない。席が埋まる程度の乗車率だ。

 わずか5分そこそこで到着。駅近くの「マイカル小樽」に向かう―――が、何かやけに静かだ。嫌な予感。
 中に入ると一部が改装中とのこと。通りで静かなわけだ・・・。ちなみに10月一杯までの改装予定らしい。
 アミューズメントの方に向かうが、ここもいろいろ変わっていて目当てのものは閉鎖されていた。
 こうなればもう出るほか仕方ないわけで、すぐ駅に戻る。駅の手前まで来たところで快速「エアポート」が発車・・・。
 すぐに区間快速「いしかりライナー」があると分かっていたが。

マイカル小樽 張碓通過
写真左:マイカル小樽。この日は一部改装中――― 写真右:張碓駅通過

 時間が少ないのですぐさまホームへ。休む間もなく列車は入ってきた。
 この列車は721系の3両編成なのですでに立ち席が出ている(編成表はこちらから)。座れそうになるまで先頭でかぶりつき。
 銭函までの間は海岸線に沿って走る。カーブが多いのかさほどスピードは上がらない。

 銭函で多少動きがあったためやっと座れた。ここから先は海岸線から離れ、札幌近郊の住宅街に入る。
 手稲の手前で「スーパー白鳥」用の789系電車を発見。先頭部分にはまだカバーが掛かっていた(あまりに急だったので写真は取り損ねた)。
 手稲からは快速運転。普通列車に乗り換える人もいたが、車内はまだ混雑している。3両じゃ少ないのか?

 札幌到着。列車はこの先江別まで快速運転となる(といっても江別行きだが)。とりあえず地下鉄で中心部へ。カードはまだ残がある。
 札幌の地下鉄はゴムタイヤ方式となっているので下回りは少し特殊。しばし待って真駒内行きが到着。6両編成(編成表はこちらから)。
 極端に混雑するほどの時間帯でもないし乗車率でもなかったが、大通りからはそれなりに乗車があった。すすきので降りる。

札幌市5000系(南北線) 札幌地下鉄 軌道敷
写真左:札幌市交通局5000系(南北線用) 写真右:地下鉄の軌道敷

 すすきのは札幌の歓楽街。いろんな飲食店や風俗店がある。なお、街中を歩く際は案内人に引っかからないように・・・。
 時間柄夕食にはまだ早い。とりあえずネットカフェを探して回る。少し歩いて1軒見つけた。そこで1時間ほど時間つぶし。
 そして夕食。ジンギスカンの店に入って北海道最後の晩餐を楽しむ。ビールも頼む。これが結構うまい。

 夕食後、再び小樽に戻る。地下鉄で札幌駅に戻る(編成表はこちらから)。札幌に戻って小樽行き快速に乗る。が、結構混雑していそう。
 みどりの窓口に行き、札幌から小樽までの指定が取れるかと聞いてみたら取れるとのこと。すぐさま指定を確保。
 ちなみに少し前の快速「エアポート」の指定席発売区間は「ライラック」にまたがるときと札幌・新札幌〜新千歳空港間に制限されていたような・・・。

 ホームに上がると自由席は大行列。夕方ラッシュ時なので混雑も当然か。指定押さえておいてよかった。
 さて、新千歳空港から快速「エアポート」191号が到着。札幌で入れ替わりもあるが、それでも自由席はかなり立ち席が。
 指定席はと見ればわずか数人。雲泥の差だ。ちなみに6両編成(編成表はこちらから)。

 指定席は札幌発車後すぐにチェックが始まった。みんな小樽かと思いきや手稲で降りる人もいるようだし、指定券なしで飛び込んだ人もいた。
 手稲から指定席は一気に半分近くまで乗客が減った。もちろん自由席も落ち着いた。すでに外は真っ暗、景色は見えない。
 小樽築港・南小樽と停車して終点の小樽。この列車、余市行きの普通に接続するため改札から離れたホームに停車。
 余市行きは結構混雑している様子。そりゃそうでしょう。小樽から先は本数が激減するし。

余市行き普通
写真:小樽で接続となる余市行き。本数が少ない上1両じゃねぇ・・・。

 改札を出て再びホテルへ。部屋に戻ってしばらくくつろいだあと大浴場へ。さほど広くないが、ミストサウナを備えている。
 風呂入ったあとは部屋でくつろぐ。そして眠たくなってきたところで就寝―――。

 翌朝7時に目が覚める。シャワーを浴び、着替えて、部屋を片づけて8時30分頃にチェックアウト。朝食は近くのファーストフード店で。
 駅前の銀行で残高を確認(5日付の引き落としがあったので振り込んでもらった)して小樽築港へ。

小樽駅 小樽駅改札 731系 小樽
写真左:小樽駅外観 写真中央:小樽駅改札 写真右:道内最後の列車、157M(札幌行普通)

 発車案内を見るとすぐに札幌行き普通があったのですぐホームへ。731系の3両だが、車内はがら空き(編成表はこちらから)。
 小樽築港まではわずか5分程度、北海道最後の列車を楽しむ。

フェリーターミナル行きバス
写真:フェリーターミナル行きバス(北海道中央バス)。小樽から行くバスもある。

 小樽築港到着。駅前のバスのりばからフェリーターミナル行きのバスに乗る。9時18分に小樽築港駅発車。さぁ、北海道ともお別れだ!

 

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