北海道海遊記〜船を組み合わせた北海道旅行
9日目:9月6日(金) その3
23:忘れ物・・・人形町顛末記
まだ時間がある。もう1度東京方面へ行こう・・・ということで京急の駅へ。ホームは1面2線とかなりこじんまり。
快速特急を待つ。まだ乗ったことのない2100系がいいな・・・と思いつつ先発列車を見ると旧1000系。もう少し待つ。
普通列車2本と回送列車(これが2100系だった・・・)をやり過ごしたあと次の快速特急が到着。今度は600系(編成表はこちらから)。これに乗る。
そこそこの乗車率だったが空席もあったのでそこに座る。600系はボックスシートだがラッシュ対応の折り畳みシートを装備している。
川崎・蒲田と停車し、少し眠りかけたが品川で降りることはできた。しかし―――
「大きなカバンがない!!!」
実は京急の車内に大きなカバンももって乗車したのだが、そのカバンを車内に忘れたようだ。地下鉄直通で京成の青砥まで行く列車。
となると、カバンはそのまま地下鉄線の方に行ってしまっているわけで・・・すぐに駅事務室に連絡。
報告し、車両の位置を報告。車番を控えていたのでそれを示すとすぐ分かったようだ。都営地下鉄の連絡電話で新橋に連絡を取った。
数分後、新橋駅から連絡が―――「あったにはあったのですが、黒いボストンバッグですか?」少し分からなかったらしく降ろさなかった。
しかし、あったのは確認できたので今度は人形町駅に連絡。そうするとさらに数分後、「ありました」。
即刻人形町駅へ。品川では改札を出てないので通し乗車扱いに。ホームに行くとすぐに列車は到着。今度は1500系(編成表はこちらから)。
新橋あたりから乗客が増え始めた。これから家路につくサラリーマンだろうか。新橋からさらに数駅で目的地の人形町駅に到着。
階段を上がり有人改札で荷物のありかを尋ねると「反対側の事務室です」。再び階段を下り反対側の事務室へ。
事務室で名前を言って用件を話すとすぐに荷物が来た。その事務室にいた駅員さん曰く
「よくこんな荷物もって歩けるねぇ」
そりゃそうだろう。旅行後半なのでおみやげなど入っているから少なくとも10kgはあるだろう。そんな荷物持って階段の上り下りするわけだし。
とにかく受領のサインをして駅事務室をあとにする。改札を出たとき、パスネットの残を見たらちょうど0になった。
さて帰りは横浜に戻るがなるべく早く到着したい・・・ということでいろいろ考えたが新橋で東海道線に乗り換えるのが早いようだ。
ということで新しいパスネット対応のカード(東急渋谷で購入したやつ)を改札に通す。まさか役に立つとは思わなかった。
帰りの列車は品川から快速特急になる600系(編成表はこちらから)。すでに乗客も多かった。
18きっぷもあるし、これで横浜行っても時間はさほど変わらないので新橋乗り換え。
10分ほどで新橋へ。携帯の時刻表で乗り換えを見たところ7分しかない・・・急げ!!
帰宅のサラリーマンの人並みをかき分け新橋駅の東海道線ホームへ。列車は程なくやってきた。沼津行きだ(編成表はこちらから)。
金曜の夜10時過ぎともあってかなり混雑。座るなんてとんでもない(というか、東京時点で立ち客多数・・・)。
品川でさらに増え、横浜までは朝ラッシュ並みの混雑(といっても、朝はまだひどいのだろうが)。川崎で少し減ったとはいえ。
で、横浜到着。荷物持ったまま昼探し当てたネットカフェへ。席はあった、が、ノートパソコンなので少し勝手が違う・・・。
とにかく時間近くまでチャット。23時50分頃に店を出て東海道本線の下りホームへ。ここで横浜在住のN氏と待ち合わせ。
ホームが長く、目印になるようなものが少なかったので合流に手間取ったが何とかなった。とにかく少し待つ。
合流から数分で大垣行き「ムーンライトながら」が到着。横浜時点では全車指定席なのでまだ車内は落ち着いている。
とにかく指定された席に落ち着く。私は6号車、N氏は7号車とばらついているが指定券は別々に買ったので当たり前か。
次の日の京田辺集合時刻をN氏に知らせておやすみなさい。
しかし、国府津でどうも指定券持ってない若者が隣にやってきた。小田原では座れないから空席狙いか?
小田原では案の定。ホームには多数の乗客が行列。しかしすでに国府津の時点で空席はなくどうしようもない。
デッキ近辺に人がたまって乗車がもたつくので発車時間になってもドアも閉まらない。
この日は救済列車もないので「ながら」に乗らないとどうしようもない。すでに車内はラッシュ時並の状況に・・・。
こうなるとトイレにも行ける状況じゃないので、寝るしかない。おやすみなさい―――。
築城(福岡県築上郡)・・・じゃなかった追記:このページだけは写真がないです。混雑する時間帯の首都圏の列車の撮影は難しい・・・。