2日目 5月5日(月)
正雀工場から西京極へ、大阪舞い戻って舞鶴へ
っーことでえーっと、正雀の工場か。阪急レールウェイフェスティバルが行われてまして。
今回は事前申し込み制ということで参加許可証を入口で提示、スルッと構内に入っていく。
んでここではいろんなグッズ買ったり、いろいろな展示物を見たりと結構楽しかった「それだけかいっ!!」。
写真左端:正雀車庫正門 写真中央左:洗浄線イベントで使用された2300系 写真中央右:運転台公開で使われた8200系 写真右端:8200系座席収納状態
というわけにもいかないので今回のメインを紹介。昔京都線を走っていたP-6系と神戸線を走っていた900系の運転会が行われた。
しかし、どちらも昭和1ケタ台の製造でありながら今現在の車両にも通じるところあって興味深いですな。
私は900系の方に乗ったのですが昭和初期の製造で転換クロスシート装備とは・・・いやはや、驚かされますな。
加速も旧式の車両にしては良く、高速域でもかなりのものと推測できる。
P-6はデビュー当初、(当時)国鉄ご自慢の超特急「つばめ」を追い抜いていった、との伝説があるのだが分かるような・・・。
写真左:P-6(100系) 写真中央:900系 写真右:900系車内
会場内で行われていたひらがなナンクロ、答は「『らくさいぐ』ち」・・・今年3月に開業した洛西口駅(東向日~桂間)のPRのようで。
それにしても洛西口駅開業のPRはすごいなぁ。阪急も京都大阪間ではJRに太刀打ちできなくなったもんだから途中駅勝負に出たか?
「そりゃまぁそうですが・・・だけど太刀打ちできなくなったほどじゃないですぜ、旦那」←いつから旦那になったんだ(爆)?
昼過ぎにY氏に電話をかけてみると「すでに西京極」とのこと。よっしゃ、今から行くか原稿遅いけど。
「旅行記ぐらいさっさと作りはなれ・・・全く。前みたいに3ヶ月放置とかやめろよな」今回は比較的ペース速いからええやんか。
っーことで普通で茨木市(編成表はこちらから)、特急で桂まで行き(編成表はこちらから)、桂で乗り換え急行で西京極へ。
まぁ急行ったって高槻市から河原町までは各駅に止まっているから実質普通だけど(編成表はこちらから)。
西京極の駅でY氏と合流。隣接する野球場へ。この日は隣の競技場でJ1の試合もあったのだが、こっちに向かう人は少ないようだ。
ま、そんなこんなで入場料800円を払いスタンドへ。え、何の試合かって・・・?実は社会人野球大会。
スタンドに入るとM氏とT嬢がすでにそこにいた。バックネット裏のスタンドでしばらく試合観戦。
最初の試合は・・・
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
ミキハウス |
0 |
2 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
5 |
日本生命 |
5 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
× |
6 |
と、日本生命が前半の2イニングスで叩き出した6点を死守した。ミキハウス側も結構粘ったんですけどね。
さて、その試合の終わりごろから隣の競技場の方が騒がしくなってきた。サッカーの試合が始まったようだ。
スタンドの後方からスタジアムが見える部分があり、そこから隣を見ている人もそれなりに・・・「隣入られなかったのか?」。
写真左:隣の競技場の京都サポーター 写真中央:試合開始前のスコアボード 写真右:松下電器vsかずさマジック試合風景
グランド整備が終わり、次の試合。「T嬢のひいきチーム」の松下電器とかずさマジック(新日鐵君津、といった方が分かりやすい)の試合だ。
試合開始時刻、15時50分。2時間30分で終われば辛うじて新大阪20:05のタンゴエクスプローラーに間に合いそうだが・・・。
「京都からの列車にすりゃええやん」1つは車両目当てもあるし・・・ま、ぎりぎりまで粘ってみましょ。
っーことで試合開始。見ている間の試合経過はこんな感じ。途中でナイター照明が入ったため審判が2人追加されたのは驚きだ。
ちなみに通常は4人制だが、ナイター照明が入ったら6人制(線審が加わる)になるという規則があるとのこと。
「その規則からすればプロのナイトゲームも審判6人必要いうことか?」プロは規則が違うからそこまで必要ないようだが。
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
かずさマジック |
0 |
0 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
松下電器 |
0 |
3 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
7回裏が終わった時点でタイムアップ。ここで3人と別れ、急ぎ阪急の西京極駅へ。
しかし・・・10分以上待たないと列車はないようだ。休日の夕方は結構間隔開くんだね「需要はそれなりにあるんだけど、ね」。
ともあれ、来た普通列車に乗り込んで桂へ(編成表はこちらから)。
写真左:西京極に進入する2300系普通 写真右:6300系快速特急(梅田到着後)
桂で乗り換えたのは途中高槻市・十三の2駅に停車する快速特急。停車駅が少ない分速いから一瞬ほっと・・・だが車内は混んでいた。
十三でどっと乗客が降り、梅田までは少し閑散とした感じだ(編成表はこちらから)。
梅田でふと時計を見るとまだ7時30分にもなってない。「間に合った・・・」ここまで緊張していたのが一気にほぐれたのは言うまでもない。
「緊張するようなタイプには見えないけどねぇ・・・ひょっとして、心臓に毛でも生えてません?」生えてるかい!!
とにかく荷物をロッカーから出して新大阪へ行こう。
とりあえずJR使わなくても地下鉄で新大阪までいける余裕はありそうだ。御堂筋線に乗車(編成表はこちらから)。
新大阪に到着。やはりここでは新幹線乗り換えが多いようで・・・ま、連休最終日でこれから家に戻る人が多いのだろうか。
新大阪の新幹線コンコース近辺ではお土産の紙袋を持った人でごった返しているようだし。
で、こちらはというと・・・在来線の改札口から入って宮津行き特急タンゴエクスプローラーを待つ。
夕食もこの先取れそうにないので駅の売店で弁当を1つ仕入れて車内で食べるしかないようだ・・・とほほ。
「あんた昼もまともなもの食えてないやんか!!」確かに。取り急ぎ西京極向かったというのもありまして・・・。
さてはてまて、19時55分を過ぎた頃だったか、列車は入ってきた。この日は6両編成(編成表はこちらから)。
新大阪時点では指定席の1号車はまだ空席多数。「通勤特急みたいなものだし、この先あんまし乗ってこないんじゃ・・・?」
20時05分発車。数分で大阪に到着。ここで指定席に乗ってくる人数人。やはり大阪からの人はそれなりなのか・・・。
尼崎・宝塚で指定席に乗ってくる人も・・・あれ、意外にいるんやなぁ。距離さほどでもないから自由席かと思っていたら。
「やっぱし少し高くても座れた方が安心するからじゃないですか?」そうかもね。平日でも指定席使う人それなりにいるのかも。
さて、試合結果が気になっていたが・・・新大阪にいた時点ではまだ終わってないということだったらしい。延長に入ったとか。
その試合が終わったという連絡があったのは9時過ぎ。その頃列車は相野出て篠山口に向かっている途中だった。
TEAM |
7回まで |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
R |
かずさマジック |
3 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
6 |
松下電器 |
5 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1× |
7 |
どうやらその後追いつかれた松下、逆転までは許さずに延長戦突入。12回にかずさが1点リードするも松下も追いつく。
そして15回裏にドラマが・・・サヨナラホームランで決着したとか。しかしこれ、やってる方も見てる方も疲れる試合でしたなぁ。
列車に戻ろう。福知山に到着した列車、後3両が「福知山まで」とのこと。しかし「切り離します」とは言わないようだ・・・。
「切り離そうにも所属車庫の兼ね合いもあるんじゃないの?」そうかもしんない。
とりあえず福知山で降り、東舞鶴行きを待つ。到着した1番のりばからの発車とのこと。これは楽チンだ。
もっとも結果としてホーム各所で写真撮ったりしたから階段を何度か上ったり降りたりはしたんだが「あんたの趣味かいな」「はいな」。
で、21:57に京都からの普通列車が2両編成で到着。これが折り返し東舞鶴行きになるとか(編成表はこちらから)。
「何か運用ごちゃごちゃですなぁ・・・京都行って折り返し東舞鶴とは」「まぁ福知山支社の事情もあるんだし、いいんじゃないの?」
写真左:特急リレー東舞鶴行き 写真右:綾部に到着した特急たんば3号
その東舞鶴行き、この日の綾部方面の最終でもあるのだがそれにしても乗客が少ない。普段はもう少しいるのかな?
「地方で休日だからいっぱい引っ掛けた人もいないんかな?」「おってもよさそうだけど、それ以前に店が開いてなさそう」
しかし、その閑散とした状況も綾部で一転。特急「たんば」3号が到着すると乗り移ってくる人多数・・・座席は満席、立客も出る盛況に。
「京都観光に出かけて、最終の特急で舞鶴に戻る人たちか?」「京都には行っていたでしょうけど、観光というよりは遊びじゃ・・・?」
西舞鶴で半数が降り、最終コースの東舞鶴まで乗った人も結構なもの。時間は23時。「京都からだと1時間35分・・・以外に近い?」。
そりゃ舞鶴も京都府内ですから近いといわれれば近いんでしょうけど、違う?
というわけで改札を出て近くのカプセルホテルへ。予約していたのですんなり。ここで次の日の朝まで休憩となる。