2日目：8月15日（金） 広島→大阪→紀伊田辺→和歌山→徳島→高松
さて、ネットカフェ出た頃には日付が変わってた「当たり前です」。そりゃ0時に出たんだから当然か。
0時過ぎてるので改札で18きっぷに15日分の日付を入れてもらう。気をつけないと誤入鋏されるケースもあるのでひとこと言っておく。
んでホームへ。ML山陽に乗る人は結構多い。だがこれがまだ最終列車じゃない･･･広行きの花火臨が1本残ってる。
先にその臨時がやってきたがまぁ乗客いないこと。定期列車の最終までに乗ってしまったのかな？「PR不足、広島支社の」
写真左端：宮島花火大会臨時発車案内 写真中央左：花火大会臨時最終 写真中央右：ムーンライト山陽発車案内 写真右端：ML山陽広島到着
そんなことはどーでもいいとして0時20分前にEF65牽引の客車列車が到着。これがムーンライト山陽だ。
後にぶら下がってる客車は4両編成、シュプール＆リゾート用に改造された14系客車だ（編成表はこちらから）。
下関始発で山口県内の主要駅で乗客を拾っていったのでそれなりに乗客も多かったが広島で満杯になった。
「これで広島市民球場でタイガース戦あってたら虎キチが多数乗って宴会だったろうな」いくらなんでも夜行で宴会はないでしょう。
ま、広島で乗客を積み込み「荷物かい！！」大阪・京都向けて出発新港「進行！誤変換そのままにすな！」。
写真左：ムーンライト山陽最後尾展望車 写真右：岡山でムーンライト松山・高知併結
岡山で松山から来たML松山と高知から来たML高知を併結。ここからは10両編成に変身。列車に一気に風格が出たというか･･･。
で、夜が明けて「飛ばしすぎです」新大阪に到着。ここでこの列車を降りる。ちなみに大阪の時点で乗客は半減していた。
次に乗る列車、紀伊田辺まで朝食を確保できそうな駅がないため新大阪で何かないかと探す。
改札の目の前にロッテリア。6時からの営業だが既に先客がいるようだしフライング営業かな？ここで食事。
写真左：紀伊田辺行きを表示する発車案内 写真右：和歌山からの快速が新大阪到着、折り返し紀伊田辺行きに
食事が終わってホームに戻り紀伊田辺行きの到着を待つ。待ってる間にオーシャンアローの回送とはるか1号を見送る。
この紀伊田辺行きに関しては「大阪と南紀のブルーライン〜早朝の南紀直通快速に乗って」をご覧ください。
「手抜きかい！」「いや、その方が都合いいし」
紀伊田辺到着。新宮行き発車まではまだ1時間以上もあるのだが既にドアを明けて乗客待ちしていた。しっかしトイレなし105系とは。
「乗客少ないからトイレなくてもいいと考えたんじゃない？当時の支社」かもしれないが、列車本数からすると･･･。
ま、私は時間の関係もあるので紀伊田辺で降りて駅前ぶらついて折り返しの列車を待ちましたが。
写真左：紀伊田辺駅 写真中央：御坊行き発車表示 写真右：御坊行き113系2両編成の普通列車
さて和歌山に戻る列車に乗ろう、とはいえ御坊で乗り換えとなるんだが。ワンマン化の兼ね合いで乗り換えが発生するのは仕方ない。
現れたのは食パン顔の113系2両編成（編成表はこちらから）。しっかしよくこんな改造するなぁ･･･。
2両編成でもロングシート部分に空席があったり。そんなこんなで御坊へと向かって出発進行。
写真左：御坊駅で連絡の紀州鉄道の車両 写真右：和歌山地区の117系
で、今度は御坊で和歌山行きに乗り換え。117系なんだが明るい緑系の色に塗り直され･･･シティーライナーの面影はどこへ？
「もう面影残ってる車両も宮原の一部･･･湖西線や草津線で活躍してる車両だけだったっけ？」ちょっとうろ覚え。
しかもそれに追い討ちをかけるのが通勤対応改造された300番台（編成表はこちらから）･･･まぁ通勤事情もあるからある程度は。
湯浅で特急の通過待ち、乗客は海南あたりから増えそんな感じで和歌山へ「また省略する」。
写真左端：和歌山駅 写真中央左：和歌山市街地を結ぶ和歌山シャトルバス 写真中央右：和歌山市駅 写真右端：特急サザン（南海10000系）
和歌山で改札を出て市内バスで南海の和歌山市駅へ。
JRもあるのだが「本数少なすぎ！」で200円払って、といってもスルッとKANSAI対応のラガールカード使ったので残が減っただけなんだが。
まぁ10分ちょいで南海和歌山市駅に到着。ここで徳島港までのきっぷを自動券売機で購入。一応連絡船という扱いのようで。
で、なんばからの特急「サザン9号」で和歌山港へ向かい（編成表はこちらから）、そこから船で徳島へ。
南海フェリーで一番新しい船「フェリーかつらぎ」に乗船。しかし船内は芋の子を洗うような大混雑･･･横になるスペースもままならないし。
食事もまともなものはなさそうなのでカップ麺で済ませる。にしてもとんでもない混雑だこと･･･。
写真左：この日の2等船室･･･大混雑です 写真中央：「フェリーかつらぎ」売店、弁当はありますが 写真右：徳島（沖洲）到着
徳島到着。タラップを降りてターミナルに入ると阿波踊りのパンフとうちわを配っていたのでもらう。そしてバスで徳島駅へ。
徳島の街は阿波踊り一色に染まってる、そんな感じだろうか･･･とにかく街中が賑やかだ。
荷物を預け市内を散歩がてら歩いて祭り気分を味わうと阿波踊り会館に到着。そこで阿波踊りの講習みたいなのがあるというので参加。
実際講習受けてみると･･･「右手を上げて右足を出す、そして今度は左手を上げて左足を出す」―――基本はこんだけ。
「いい加減な説明ですな」「まぁ要は楽しく踊れりゃいいらしい。とにかく踊ろ」
写真左端：阿波踊り会館 写真中央：阿波踊りに使われる鳴り物（楽器）紹介 写真右：練習風景
というわけでステージでちょこっと踊って今度は近くにあるにわか連の集合場所へ。集合場所の看板があるだけで特に何もない。
そのうちどこからともなく人が集まってきた。みんな踊りたいんだろな「観光客が紛れ込むには最適ですし」その一人なんですが。
ともかく有名連の手ほどき、っていってもさっきと同じ「また簡単やな」「だから楽しく踊れりゃええんじゃ」。
そして集合場所から徳島駅の方に踊っていく。観客の笑い声に包まれて「晒しもんかよ！」「まぁ踊る阿呆に見る阿呆ですからね」。
徳島駅の近くで終了。その場で解散となった。参加記念品は特になし「集合もええ加減･･･ただ集まった感じでしたからねぇ」。
写真左：にわか連集合場所のうちの1箇所、新町演舞場 写真右：集合場所を示す看板、誰でも気軽に入れます
さてと阿波踊りを楽しんだところで高松へと向かおう。この時点で19時45分ぐらい。高松行きは20:26発なので時間はある。
そこで出た結論が･･･「さっさと並ぼ」。あの客数である。下手すりゃ高松まで立ちんぼ「普通でそれはない」。
確かに先に発車する高松行きの特急「うずしお」28号の自由席の列は大行列。この状況じゃ座れないだろうし、そもそも18きっぷ使ってるし。
「うずしお」28号がデッキにも多数の客を詰め込んで発車したあとに高松行き普通が到着。
通常はこの列車1両編成のワンマン列車だが阿波踊りの臨時増結だろうか？2両編成でツーメンとなっていた（編成表はこちらから）。
写真：高松行き4384D
車内はやはり阿波踊り帰りの客で大混雑。そんな中間違えて阿波川島行き（20:17発）に乗るはずだった家族連れが慌てて降りていった。
もっとも気付いたのは阿波川島行き発車後。次の阿波池田行きで帰ったのだろうが側面に行き先表示がないのも困り者。
まぁそんなハプニングの乗客もあったものの無事徳島を発車。しかしほとんどが徳島県内で降りてしまう。
板野を過ぎたら一気に閑散としてくる。やはり香川方面に向かう人は特急なのだろうか･･･その後も大きく変動せず高松に到着。
さてこれから4泊5日と連続宿泊となるホテルにチェックイン。シャワー浴びたあと市街地のうどん屋で遅い夕食。
23時過ぎでも開いてる店があるというのが驚きだがそんな店でもかなりのレベルの麺を出すので恐るべし。
再び戻ってこの日はおやすみなさい･･･次の日はオフ会だ。
