1：プロローグ〜2004年1月8日
通常なら長期の旅行は秋口ぐらいに行くことが多かったが今回は珍しく冬。
そんな冬の東の街を旅してみたい、そんな気持ちでこの旅行を計画。2日目に使う船の都合で1月8日出発で決定。
18きっぷは2セット購入、利用日数調整で正月に日帰り旅行を2回した後いよいよこの旅行の出発となった。
1月8日、夜9時。家を出て最寄の駅に向かう。毎度のことながら歩いて5分程度なので便利なものだ。
スタンプを押してもらいホームで暫し待つ。やってきた普通列車は811系と813系の混結の7両編成（編成表はこちらから）。
時間柄あまり混んでなく、しかも7両編成で博多までの列車･･･混雑する要素は見当たらないような。
写真：博多まで乗車の普通
30分ちょっとで博多到着。ここから小倉までは特急で移動。原田で2枚きっぷを準備していたのであとは特急自由席の列に並ぶだけ。
乗車するのは「ソニック」57号、「ソニック」の最終なので（まだ「ドリームにちりん」が残ってはいるが）結構自由席の行列も長め。
そんな中列車が到着。883系の5両編成（編成表はこちらから）なので並んでても座れないかな･･･と思ったがどうにか座れた。
しかし時間柄ほぼ満席、発車間際には立ち客も出て博多発車。
次の停車駅、赤間までの間に車掌が回ってきたので門司から先埴生までの乗車券を車内で購入。660円。
だが車掌から買い求めてるのは乗車券より特急券の方が目立った。赤間までだの小倉までだの事前に購入しない人は多いようだ。
赤間でかなりの数の降車客、やはり快速が使いづらいからだろうか･･･6〜7割程度の乗車率にまで落ち着いた。
小倉で下車。小倉でもかなりの降車客の数。
写真左：ソニック57号 写真右：下関行き普通
小倉では下関行きに乗り換え。時間は23時を過ぎ、終電も刻一刻と近づきつつある時間帯だ。
今度乗車するのも下関方面の最終、そのせいかホームには本州方面へ向かう人が結構集まっている。
が、少し遅れ気味。先に南宮崎からの「彗星」が別のホームに到着、そのあとぐらいに8番のりばに下関行き普通が入ってきた。
本州直通なので当然415系、4両編成で下関へと向かう（編成表はこちらから）。座席が埋まり、立ち客も発生してる状況だ。
門司で降りる乗客は少なく、大半の乗客が本州直通の様子。さすがに本州方面への最終というだけある。
デッドセクション通過で電気が一旦切れ、復活した直後にトンネルに入り本州へ。
写真：厚狭行き最終普通
下関到着。列車は5分遅れだったので所定の接続であれば厚狭行きはすぐの接続、しかし発車する気配はない。
単なる信号の関係のようだが車内の乗客は「いつ発車するの？」という感じ。だが7分遅れの23時37分に下関発車。
この列車は47系気動車の2両編成（編成表はこちらから）、下関の時点ではほぼ全部の座席が埋まる程度の乗車率か。
しかし長府を過ぎると乗客は降りる一方、埴生を過ぎると車内は閑散となる。
その埴生を発車した直後に車内改札。18きっぷに印を押してもらう、もちろん日付変更線は埴生なのでそこまでの乗車券を提示して。
厚狭に到着。ほとんどの乗客が改札を出る中一人だけ上り列車のホームへ。ここから福山まで「あかつき」で移動。
保線用の車両が構内を走り去る姿を見つつ20分ほどホームで待つ。
写真左：保線用車両（マルチプルタイタンパーかな？） 写真右：特急「あかつき」「彗星」到着（写真は暗すぎ･･･）
普通列車が多少遅れを募らせていたためそのあとの特急もある程度の遅れがあるかと思いきや定刻通りに厚狭に到着。
先頭の14号車、普通車指定席（レガートシート、夜行の高速バスみたいな3列独立シート）に乗り込む。
ちなみにこの日は機関車含め12両編成（編成表はこちらから）、先頭車両なのでかなり前の方。
車内に入るが座席車の室内はすでに減光され真っ暗。どうにか指定された座席にたどり着き荷物を置き座る。
すぐに車内改札もあったが完全に暗い中だったためペンライト使って座席確認していた。
新山口を出ると次の停車駅は福山、4時間程度しか寝る時間はないがとりあえず休むことに。
